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何も無いようで何かがある町「ルーアン」

フランスの町「ルーアン」

2023年9月~2024年5月 交換留学のため滞在


ルーアンってどんな町?

ジャンヌダルク終焉の地。モネが愛した町。などとして知られる、ノルマンディーの町、「ルーアン」。

町自体は小さいので、会いに来てくれる友達には「何もないよ」って言ってしまう。

けれど、それでも来てくれた友達はみんな大満足で帰っていく。それがルーアン。

交換留学で1年暮らした私が、観光地からおすすめのお店から隠れ絶景スポットまで!せっかくルーアンに足を運んでくれるのなら、ここにも行ってほしい!という場所をご紹介!

MARE流「ルーアン」の歩き方。



観光スポット

時計台

ルーアンといえばの時計台!
時計台自体は外から見るだけなのだけど、街並みの綺麗な中心街に行きたければここを目指すといい!

私は青が好きなので、何回見ても、通るたびに「かわいいなぁ」と思っている。


大聖堂

ルーアンのもう1つの観光地が大聖堂!

たぶん想像している3倍は大きい。1800年代終わりまでは、世界一高い建物だったらしい。

モネの作品にたびたび登場していたり、「ジャンヌダルク」という名前の鐘が保存されていたり、ルーアンを知らない人でも実はどこかで目にしたり耳にしたりしているかも!


サンマクル-聖堂

何気にかわいいもう一つの教会。

ステンドグラスはこちらの方が見ごたえあり!そして、この教会側から大聖堂を見たときの眺めは、古い街並みと相まって最高!


ジャンヌダルク教会

教会と聞いてあなたが想像している教会とはきっと全く違う、超モダな教会。

正直見どころは。。。だけれど、こういう教会もあるんだ!ってなるから行ってみるのをおすすめしたい。

見どころないみたいに言ってしまったけれど、ジャンヌダルク終焉の地としても知られるルーアンは、彼女の跡をたどって訪れる人も多い。そんな人たちにとっては外せない場所!

そして、この教会を取り囲むようにある広場とマーケットはいつもとてもにぎわっているし、ルーアンの古い街並みが楽しめる。


カフェ・レストラン編

ここからは、私が暮らした1年弱で見つけた、お気に入りのカフェやレストランを紹介!

物価の高いフランスで、できるだけ安く食べられる場所や、高いのがわかっていても入りたくなってしまう超おしゃれカフェまで!

BAGELSTEIN

特に名物なわけでもないのに、私を訪ねてルーアンに来てくれた友達は必ず行く羽目になる、私の大好きなベーグルのお店。

店内は広くないけれど、テイクアウトのお客さんがほとんどなので大抵空いている。

古い新聞や雑誌が壁中に貼ってあってかわいいし、フランス語の勉強にもなる。

メニューの中から中身の組み合わせを選んで、その後パンも選べる!パンはその日によって、セサミがあったりハーブがあったり、焦がしチーズが載っているのがあったり!


Social Perk

そんなにベーグルが好きな自覚はないのだけれど、雰囲気が気に入ってたまに行っていたもう1つのお店もたまたまベーグル屋さん。

注文が紙に書く形式なので、フランス語ができなくても頼みやすいと思う!

ブランチメニューやランチメニューは高めなので、私はベーグルかレモンパイをコーヒーとセットでよく頼んでいた。


バブリシャス

フランスで1番仲良くしてくれた友達と、初めての授業終わりに行った思い出のお店!

ピンクに埋め尽くされたメルヘンな店内に、メリーゴーランドやブランコが飾ってあってテーマパークみたい!

中で食べる時は、お手洗いの場所にも注目。

初めて行った時中から人が出てきて、「え、それトイレなの!」ってびっくりした。

タピオカ屋なんだけど、日本にあるモチモチのやつだけじゃなくて、中にジュースが入っている粒々(イメージは大きくて中身がジュースのイクラ)もある。このジュースイクラ(?)が意外と美味しいの!

微糖のティーに、ピーチのイクラを入れたらピーチティーみたいになったりするから面白い。これ日本にもあるのかな。まだなかったら作ったら流行りそう。


Dame cake

私の前に留学していた先輩に教えていただいたおしゃれカフェ。

中はかわいいケーキ屋さん兼カフェ(Salon de thé)で、暑い時期には外でジェラートを売っている!

フランスの紅茶ブランド「Mariage frères」や、その他のいろいろな種類の紅茶を置いていて、コーヒー党の私も、ここは紅茶がおいしいので紅茶を頼む。

あと、甘いの好きな人にはクリームもりもりのホットココア(Chocolat chaud)もおすすめ!

ちょっとお高めだけど、おしゃれで特別な空間も込みなのでその価値あり!


タルトタタン

予約しないと入れない、人気カフェ。

フランス語は勉強したけれど、電話は全然聞き取れないので、フランス人のお友達に「あそこ予約して!」ってお願いして一緒に行ってもらった!

おすすめはもちろんタルトタタン!


オキナワ

ルーアンで日本食を食べるならここ!

日本人から見てもクオリティが高いビュッフェスタイルの日本食屋さん。

レストランでランチを食べると20ユーロは超えてくるフランスで、15ユーロで寿司食べ放題は激熱でした!

丼系や串系もあって、どれもおいしい!


Prélude café

ここはちょっとヘルシー系のカフェのイメージ。

フランスではチェーン店以外だと珍しく、ラップトップや教科書を開いて作業している人がたくさんいる。

作業しながらサラダやヨーグルトを食べる優雅なワークタイム!


Ma Boulangerie

クロワッサンが賞をとっているとかで、いつもにぎわっているパン屋さん。

確かにおいしい…けど、私的フランスのパン屋さんランキング不動の第一位はパリ編で紹介したあのお店なのです。。。

とはいえ、私が行ったルーアンのパン屋さんの中では圧倒的おいしさ!

ドイツ系の固めのパンもおいしくてどちらもおすすめ!



その他の場所

Librairie l'Armitière

大きい本屋さん。1回は普通の本屋さんなのだけど、2階に子ども用の絵本や雑貨・文房具類が置いてあってかわいい。

前を通るたびに入りたくなってフラッと覗いてしまうけど、フランス語の本は難しくて手に取れず、雑貨コーナーを物色して帰るのがお決まりのルート。


町を見下ろせる丘

私が住んでいたMont Saint Aignanという地域にルーアン市内から向かう途中にある丘。

時間に余裕がある旅の方は、ぜひこちらまで足を延ばしてほしい!

ルーアン駅の前のバス停(Gare rue verte)からF7かF2のバスに乗り、Foubert駅まで!

乗ってたら、駅名見なくても「きれいなのここだ!」って気づくと思う。それくらいきれい。


セーヌ川と山々を一望できる橋

Flixbusで降り立つと必然的にここを通るけれど、電車で来る方は通る機会がないこの橋。

橋から見る山々と川と街並みは絶景!



こんな風に、ルーアンは、何もないようで何かがある町。

時計塔と大聖堂とジャンヌダルクだけに期待して来てくれると、意外と色々あって楽しめると思う。ルーアンは、観光というよりのんびりしたい街だと思ってしまうのは、1年暮らしてホームに近づいたからかしら。

小さいけど快適な町ルーアンも、キラキラ輝くおしゃれな町パリも、どっちも大好き!


これを読んでルーアンに行ってみた!なんて方が1人でも現れてくれたらそれほどうれしいことはないのです。

それでは、Bon voyage!


パリ編も併せてぜひ!


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