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ショートラリーについて考えてみました【水曜日のnote162】

YouTubeでよく再生されています

先日、土居コーチのテニスYouTu部にてショートラリーの動画を公開したところ、3日と10時間ほどで1万回再生を突破しました!

ショートラリーは思ったより再生回数が伸びるものなんですね!

でもなぜ、ショートラリーの動画はそんなに需要があるのでしょうか?

教わる機会がないから

ショートラリーについてしっかり教えてくれるコーチは少ない感じがします。

私もショートラリーの重要性をそこまで感じていないので、ショートラリー単体を教えるという事はほぼしません。

というか、私自身も誰かに教わった事はなく、年上のジュニアやプロの方々がやっているのを見て学ぶ程度のものでした。

ショートラリーは教わるものではなく、見て真似して出来るものとの認識があり、コーチはショートラリーの重要性をあまり感じておらず、あまり教えない。

それに対し、生徒はショートラリーが上手くいかないけどコーチからは教えてもらえないという状態になっていて、とりあえずYouTubeで探してみるという流れなのかなと思っています。

出来ないと恥ずかしい

練習の最初はショートラリーから行う事がほとんどだと思います。

そこでミスばかりしていると相手に迷惑がかかるし、ショートラリーが下手だと恥ずかしいという気持ちになるという事を聞きます。

せめてショートラリーぐらいは出来ないと!という気持ちでいるけど、どうやったら良いんだろう?

という事で、YouTubeを見るという流れになっているのかなと思います。

教えるものではないかな?

教わる機会が無いところでも書きましたが、コーチとしては教えるものではないように思っています。

まずは教わった事もないし、あまりショートラリーが上手くなる事に時間を割きたくない部分もあります。

教わる機会が無い事は、生徒の立場からは教えて欲しいと思うはずですが、コーチの立場からはそこまで教える必要性を感じていないような気がしています。

矛盾する言い方かもしれませんが、ショートラリー単体が上手くなる必要性はないと感じているのですが、ショートラリーを軽視しているわけではありません。

上達のキッカケとして

ショートラリーが上手くなるのではなく、ショートラリーを利用して上手くなる事は常に考えています。

例えば、浅くなったボールをフラットで打ってオーバーミスしてしまうなら、ショートラリーでスピンを掛ける練習をする。

ライジングを覚えたいなら、ショートラリーしながら深く来たボールを下がらずにライジングで捉えるように練習をする。

というように、ショートラリーでショットのスキルアップに繋がる事も多いと思います。

まとめ

ショートラリー自体、上手くなる必要はそこまでないと思いますが、最低限のレベルはクリアしておきたい気持ちはありますよね。

その時にこのYouTubeが少しでもお役に立てればと思っています。

また、ショートラリーが上手くなるだけではなく、ショートラリーを通じてショットのスキルアップに繋げる事も重要だと思っています。

ショートラリーでの意識は人それぞれ、自分の課題と向き合いながらできると、良いものになっていくのではないかと思います!

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土居諒太 テニスコーチ
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