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意識して呼吸してますか?【水曜日のnote81】

皆さんはテニスをするときに、意識をして呼吸をしていますでしょうか?

生徒さんでしばしば、「夢中になりすぎて息が上がってしまう」「ラリーが長くなると呼吸ができなくなる」と言ったことを聞くことがあります。

テニスでの呼吸

呼吸とは息を吸って吐くことですが、そのリズムがとても大事だと思います。

ボールに夢中になりすぎて呼吸をしなくなってしまう人もいますが、それはかなり危険なので、ぜひとも呼吸を覚えていただきたいと思います。

基本的にボールを打つときに必要な呼吸についてですが、ボールを打つ前に息を吸いましょう。

次に、ボールを打ちながら息を吐くようにしてみましょう。

まずはこのリズムを覚えさせることが大切です。

呼吸を利用する

息を吐く方を利用してショットの強弱を表現すると言うこともあります。

そもそもフォームに力みが見られるような方は、まずは息を吐きながらボールを打つことで力が抜けてくると思います。

ボールを強く鋭く打ちたい場合は、息を強く、短く吐くようにしましょう。

逆にボールをゆるくリラックスして打ちたい場合は、息を弱く、長く吐くようにしましょう。

もちろん技術的な部分で必要なこともありますが、息を吐く強さや長さを変えることで、ショットの変化を表現することができます。

まずは試してみてほしいと思います。

声を出す

言い換えれば、声を出す事も息を吐く事と同じことだと思います。

プロの試合を見ると、声を出す選手や、普段は声を出さないが大事な場面で声を出す選手など、様々な選手がいます。

声を出すときに、彼らは何を求めているのかを考えてみましょう。

緊張をほぐすためだったり、力を抜くためだったり、勝負をかける時だったり、そういった視点でプロの試合を見てみるのも面白いと思います。

そしてそれを自分自身にも当てはめてみて、無理矢理声を出すと言うよりは、息を吐くことの延長に声を出すことが位置づけられていれば良いのではないかと思います。

あくまで不自然に声を出すのではなく、自然に出るように練習してみましょう。

まとめ

テニスをやるときに呼吸をしていなかったり、うまく呼吸ができていないと感じる方は、意識して呼吸をしてみるのがいいと思います。

まずはボールを打つ前に息を吸って、ボールを打つときに息を吐くリズムを身に付ける。

慣れてきたら、息を吐く強さや長さをショットの強さに反映してみることにも挑戦してみましょう。

これらをやっていくうちに、自然に声が出るようになってくると思います。

ぜひお試しください!

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土居諒太 テニスコーチ
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