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オープンコートを作って相手を崩す段階的練習【水曜日のnote181】

テニスはコート上のチェス

テニスの特徴はよくボードゲームのチェスに似ていると言われます。

一手一手、考えながら組み立てて相手と勝負する、戦術も戦略も練って、頭を使ってプレーします。

テニスもコース、回転、ポジションなど、ショットを組み合わせて勝負していくところは似ていると思います。

今回はテニスの戦術では基本の、オープンコートを作って相手を崩すことについて、簡単なレベルから段階的に解説していきたいと思います!

相手を左右に動かす

例えばバックのクロスに打って、相手をコートの右側に動かします。

そうすると左側がオープンコートになるので、次のショットを左側に打ちます。

これで決まる事もあるし、返されたら次は右側に打てば良いので、相手を左右に動かしてみましょう。

相手を前後に動かす

まず短いショットを打って、相手を前に動かします。

そのあとは後ろにオープンコートができるので、ロブで相手の上を抜いて、後ろに相手を動かします。

それを返されても、また短いショットで相手を前に動かします。

走る相手の役はとても大変ですが、まずは簡単なところからやってみましょう!

相手を斜めに動かす

例えば1球目はロングクロスに打って、2球目はショートクロスに打ちます。

そうすると、同じクロスでも角度がつくので、相手は斜めに動かなければならなくなります。

斜めに走れない、もしくは走るのが苦手な人は割といるので、これが試合で出来ると非常に組み立てやすくなります。

ただ、相手も角度をつけて返してきやすくなるので、その点は注意が必要です。

まとめ

まだまだ段階的に難しくしていくドリルはありますが、まずはこの3つを身につけてみるのが良いかなと思います。

ショット単品で戦うのではなく、組み立てて相手を動かして、さらに相手の予想の逆をつくようなプレーができるとより勝負が楽しくなってきます!

ぜひ、簡単なところからお試しください!

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土居諒太 テニスコーチ
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