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スライス、ドロップショット、アンダーサーブの認識が変わりましたね【水曜日のnote130】

私がジュニアの頃

スライスを打てば
「ラクをするな!しっかり打て!」

ドロップショットを打てば
「色気づくな!しっかり打て!」

私がジュニアの頃はジョコビッチやマレーがフェデラーやナダルに追い付き、ランキングが拮抗している中で、彼らがスライスやドロップショットを上手く使っていた事が新しい感覚でした。

その影響もあり、スライスやドロップショットは少しずつ必要性が認知され、打つ事に対して「考えて打ってるなら良い」という認識になったように思います。

アンダーサーブなんかはその存在すら無いような扱いだったと思います。笑

言っている意味は分かる!

スライスやドロップショットで逃げるのではなく、真っ向から勝負し、練習しているショットの質をさらに磨いていくという狙いが、コーチや監督の中ではあったのだと思います。

私はその意味を感じながらレッスンを受けていましたが、同時にスライスで時間を作る技術や、打つと見せかけてドロップなどの駆け引きの面は欠如していたように思います。

なのであまり「スライス」や「ドロップショット」単体の練習はしていませんでしたね。

現在の認識

スライスはラリーで時間を作ったり、相手の打点をズラしたりするために重要なショットとなり、

ドロップショットは縦に長いテニスコートの特性を活かして相手を走らせたり、早いタイミングで相手の時間を奪いつつ打つなど、必要性がかなり出ているショットとなり、

アンダーサーブも打てた方が良いよね?どうやって打てば効果があるかな?など、戦術の1つとして存在感が出てきています。(キリオス、ブブリクなとの影響が大きい)

いつスライスを選択し、どんなスライスを打ち、ドロップをどう使うかが、現在のテニスには重要な要素となってきたと思います。

単体の練習をしよう

スライスだけ、ドロップショットだけ、アンダーサーブも、それだけを練習する時間を取っても良いと思います。

スライスなら止まる、滑る、曲がるなどバリエーションを増やす必要性もあります。

ドロップショットはどうすれば相手にバレにくいか、どの軌道で打てば決まりやすいのか、グリップチェンジはどんな感じか、色々と発見があると思います。

アンダーサーブはルール的に大丈夫であれば、少し混ぜて取り入れていくのも面白いと思います!

まとめ

スライスは「逃げ」から、「逃げる選択」と認識されてきて、ドロップショットもアンダーサーブも「遊び」から「戦術の1つ」という認識に変わってきました。

戦術の1つであれば、そのショット自体を練習して、自分自身はどう使えるかを試さないといけないですね。

バリエーション豊富なショットの選択をし、さらに発展させていきましょう!




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土居諒太 テニスコーチ
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