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「霊的精神性(ハイヤーマインド)」とは何か。

「霊的精神性」は、ある種、「仏教的な宇宙観」に通じるところがあります。

空海さんが「唐文明」からもたらした、「密教の宇宙観」もそうですが、「禅」もこれを踏襲しています。

「禅」は、数ある仏教宗派の中で、「精神修養の実践」を重視した、伝統ある精神文化に思います。特に日本の「禅」は、阿羅漢が目指すような、「個人的超能力の獲得」を排除して、大乗仏教的な「人間精神の完成(衆生の救済)」を目指すとされています。

そして私はその先に、「人間の意識進化(霊的精神性の獲得)」があると考えています。

さて、嵯峨嵐山天龍寺の「龍門会」で学んだ「禅」の言葉に「曹源一滴水」と言う言葉があります。これは、「どんな巨大な大河でも、一滴の水から始まる」と言った意味であり、「達磨」「慧可」「僧粲」「道信」「弘忍」と続いて来た「禅」の流れが、一介の寺男であった、「六祖慧能禅師」によって大成し、『臨済宗、雲門宗、曹洞宗、潙仰宗、法眼宗の五家と、これに臨済宗の二派、楊岐派と黄龍派を加えて五家七宗に分化発展し、日本にも二十四流の「禅」として伝えられ現在に至っている』ことを指しています。

従って、「人間の意識進化」にも似たところがある様に思います。

つまり「意識進化」とは、ちっぽけな「個人の新しい思考様式」から始まると言った意味でもあります。

誰がどうだとかまでは判りませんが、そんな多くの個人が集って、その様な「進化の流れ」が生み出されるのでしょう。

直接に「禅」と言う言葉に触れてる訳ではありませんが、「9次元存在」は、そういったことも伝えてきているのです。

まさに『「禅(大乗仏教)」的「意味エネルギー」の発露』と言えるのだろうと思います。

さて昨今では、「霊的精神性」を誤解している人を多く見かけます。
一般に「スピリチュアル」と言うと、「肉体の外側(客観的な時空)に、得体のしれないエネルギー体が存在している」イメージを連想します。

実は、私がブログの「いいね!」の数に拘らないのは、そう言った「二元的イメージ」を払拭したいと思うからです。

つまりそれは、『「自己」と呼ばれる「意識(心)の位置」に、「広大な空間(人間を蝶番にして、物質宇宙と反転した位置)」が広がっている』と言ったイメージを指します。

つまり『「自己意識」とは、そう言った「広大な空間」の位相的な現実の側面』を指しているのです。

つまり『人間とは、現実の「不確定な可能性」を網羅した「量子ビット的な存在」』とでも表現すれば良いのでしょうか。・つ・ま・り・「ヒカリ」のことでもあるのです。

科学が、技術として「量子コンピュータ」を疑似的にせよ実現させたことで、一般の人にもイメージできる時代が到来したとも言えそうです。

つまり、「いいね!」の数に拘らないのは、「私」と言う、「位相的な側面」が体験した「奇跡の現実」を、「9次元存在」との「共同創造」により、現実化(普遍化)していく過程を見てみたいからです。

よって、あくまでも「個人的な事」でありつつも、「普遍的な事」でもあるのです。

これはある種、私個人にとっての「壮大な意識実験」とも言えるのです。

よって私の多くの「奇跡の体験」をブログにより共有し、「人間の集合意識」に新たな「現実の候補となる素材」を提供しているのです。

その手応えに関しましては、「9次元存在」から直接の応答がある訳ではありません。

私に安定したスピリチュアルな才能はありませんが、ダニエルさんの「チャネリング情報」を経由して、適時に応答やアドバイスを受け取っています。

そうとしか解釈しようがない程の「心から湧き上がる意味共鳴」を実感しているのです。

私は、こう言った体験をモチベーションにして、この様なブログを書き綴っているのです。

そして、これらの「宇宙観と存在達との共同創造」により構築された「思考の様式」を、「霊的精神性(ハイヤーマインド)」と表現しています。

「霊的精神性(ハイヤーマインド)」とは、雲をつかむ様な「得たいの知れない精神性」でも、「現実離れした思考の様式」でも決してないのです。

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