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ギターの音色を操れ!ピックアップセレクターの効果的な使い方

今回はギタリストであれば是非とも使いこなしたいピックアップセレクターの使い方について書いていきます!

ピックアップセレクターとはギターのボディについているレバーのやつです↓

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画像の赤まるで囲った部分ですね!

こちらよく分からないから使っていないって方もいますが、
使い分けないともったいないです!

本記事ではストラトキャスターを取り上げて解説していきますが、
レスポールタイプのセレクターにも応用できますので使い方がよく分からない全ギタリストの方は是非ともご参考いただければ幸いです!

それではいきましょう!

1.音を前に出したい!

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まずはフロントポジション(一番ネック側に近い位置)ですね!

フロントは音がハッキリしているため、
クリーントーンや若干ドライブをかけたサウンドのソロやリフなどの主メロを弾く場合に使えます!

フロントポジションはサウンドが最も前に出やすいのでレコーディング時でもセッション時でも、自分が単音のメロディなどを弾く場合にはオススメのポジションです!

後はアルペジオを弾くときにも一音一音が聴き取りやすくなるのでとにかく音粒を目立たせたいならフロントにしましょう!

ちなみにレスポールのフロントポジションも同じような効果が得られます!

2.しっとりした聴かせる系ならここ!

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こちらはレスポールにはないポジションです。
フロントから一段階下に切り替えたフロントとセンターのハーフトーンです。

こちらはポコポコとしたサウンドで輪郭はありつつもどことなく淡く奥ゆかしいサウンドを演出してくれるのでしっとりした曲バラード、ジャンル的にはジャズブルースにもオススメのポジションです!

特にジャズバラードにはめちゃくちゃ合う音色です!

ソロにもバッキングにも使えますので汎用性が高いですね。

3.バッキングを綺麗に聴かせよ!

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丁度真ん中の位置、センターポジションです。

センターはとにかくバッキングを弾く場合は超オススメです!

クリーントーンでも歪み系でもオケにしっかり馴染んでくれるので音が目立ちすぎずに程よい調和感を出せます。
フロントとリアのミックスなのでクセがなくフラットな音色です。

特にセッション時、自分がバッキングの演奏をする時は基本的にこの位置がオススメです!

レスポールのセンターポジションも同様ですね。

4.カッティングやクランチに合う!

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センターから一段階下げたセンターとリアのハーフトーンです。
こちら、レスポールにはないポジションですね。

センターと同様バッキングに合う感じですが、
センターよりは若干荒っぽいサウンドを出せますのでカッティングやクランチ系の音を効果的に出したいときにオススメです!

つまりバッキングフレーズだけどちょっと目立たせたい場合はこのポジションにしましょう!

5.迫力を出してロックにキメよ!

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最後はリアポジション
ブリッジ側に最も近いポジションです!

とにかく荒々しい音を出したいならリアにしましょう。
ロックやパンク、メタルなどのディストーションサウンドを使う場合はオススメのポジションですね!

ソロやリフに使うとクリアで迫力のある音が出せます。

個人的にはリアは特に好きなポジションですね。

レスポールのリアも同様の効果が得られます!

6.まとめ

今回はピックアップセレクターについての解説をした記事を書いてみました。

もともとロック野郎だった私はずっとリアばかり使っていたんですが、
いろいろなシーンで使い分けられることを知ってからカチャカチャ切り替えていますw

演奏中に切り替えるのは少し慣れが必要ですが、
意識してやっていく内にスムーズに切り替えることができるようになっていくので是非とも使いこなしてください!

ギターは奥が深い楽器なのでいろいろなエフェクトと合わせて自分だけのサウンドを見つけ出してみてはいかがでしょうか。

では今回はこの辺で。

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