見出し画像

著作物は取り扱いが注意!音楽作品に対する考え方

創作物を扱うならば切っても切れない著作権問題が懸念されるのは常。
今回は特に楽曲制作をする上での自身の考えとか著作物に関しての個人の見解を書いていきます。

ただ、法的問題とか倫理に則った話はしません。
気を抜きまくっても読めるようなゆるい内容にしますので、どうぞお気軽にお付き合い下さい!

それではいきましょう!

1.パクりとかオマージュとかなんとか

まず前提として全く何も参考にせず、はたまた他の作品をパクったりせずにいい作品を生み出そうとするのは不可能に近いです。
もしかしたらまだ発見されていない画期的なアイデアがあるかもですが、
基本的に音楽でも絵でも動画でも記事でも創作物というのは何かしらのひな型があってそれにいろんなアイデアを肉付けしていったものが作品になるワケです。

たまに超有名な作家も「パクりだ!」「著作権侵害だ!」などと揉めているニュースや一般人の間で噂になったり、パクりの比較動画みたいなのが投稿されていたりしますよね。

昔同級生が「あの歌手は俺の好きなバンドの曲をパクっているから嫌いだ!」なんていっている人もいましたが、
正直な話、パクられたパクられていないの事実にかかわらず、そのパクられたとする側の作家やアーティストが実害を受けていなければ何も問題はないのでは?

作家側ならもしかしたら実害があったのかも知れませんが、
たいてい一般でガヤガヤ騒いでるのって結局それあなたの作品じゃないよねって話で、まるで自分が被害者かのようにパクったとする作家やアーティストに対してSNSで嫌がらせをするってなことになるとむしろそっちの方が問題ですよね。

自分も楽曲制作をしてまして、
昔作った曲とかに「~の曲に似てる!」とかコメントをいただいたりするんですが、その似てるとされる曲を私自身が知らない場合がほとんどなんですよね。

だから意図せずパクった状態になることもありうるということです。

では何故こんなことが起こるかというと、
単純に作者がいい作品を作ろうとするからです!

いい作品をつくるなら他の作品を参考にしたり、モチーフにしたり、
または正しい理論で作品を作り上げていくので自然と既存の作品に似ることってまぁよくあることなんです。

特に商業作家なら尚更です。
結局いい作品を作らなければ売れないので…

全く新しいアイデアで未開拓の作品を作るってかなりリスクなんですよね。
趣味ならいいですが、売るとなるとFXに全財産つぎ込むくらい無茶です。

なので著作権侵害になるかどうかって結構運の要素も関わってくるので、
昔はこの辺りめちゃくちゃ神経質に考えていましたが、今は「問題になったら何とかしよう!」って考え方に変わりました。

2.違法アップロードに対する考え方

今や当たり前のコンテンツと化したYouTubeも昔は一般ユーザーが違法アップロードされれば「CDが売れなくなるからやめろ!」「営業妨害だ!」となっていましたが、
今や公式がYouTubeに自社アイドルやバンドのPVをアップすることは一つのプロモーションとして成立しています。

つまり昔と今を比べれば動画数が多くなっているというのも含め、違法アップなのか公式なのかぱっと見わからなくなってなあなあになっている傾向もみられます。
(だからと言って違法アップロードしていいという話ではありませんが)

そして今はCDよりデジタルのシングルやアルバムが主流になっていますし、YouTubeに上がっているPVをきっかけにiTunesなどで音源を購入するというのが現状の音楽市場ですよね。

結果的に極論、違法だろうが公式だろうが制作元に利益が出ていれば外野がごちゃごちゃ騒ぐことじゃないでしょ…って話です。

まぁもちろん違法だと分かっていることはやめるべきですけどね。

というか昔はCD>ライブでしたが、
今はCD<ライブと価値がライブに行って実際に体験するということに重きをおいている世の中になっています。
(数十年前はライブはCDを売るためのプロモーション的な位置づけだったので)

なのでむしろライブ映像を違法アップしている方が問題なんですが、
明らかに一般のカメラで撮った映像がアップされていたり、DVDやBlu-rayの映像が無断アップされていることが多くなっていますよね。

ていうか実際主催者側がカメラ撮影禁止にしていることが多いのでルールはちゃんと守りましょうよって話です。

3.作品を通して伝えるということ

作者のオマージュにしても一般人の違法アップロードにしても結局共通するのは「この良さをみんなに伝えたい!」って考えで行動を起こしているんですよね。

私も実際スタンダードのジャズや定番曲の常套句的なフレーズを参考にして自分の作品に取り入れるということはやります。
なんでやるかっていうとそうすることで楽曲制作が面白くなるんですよね。

手癖で毎回創作活動をしているとどうしても頭打ちして作曲が行き詰まったりするなんてことがよくあります。
そこで処方せんとして自分の好きな作品のオマージュをしたり、先人の知恵を借りて音楽理論の勉強をするんです。

それで伝えたいことが伝わったか伝わっていないかに関係なく、
作品を視聴してくれた人が評価してくれればそれが作者にとってはとても嬉しくて幸せなことです。

なので違法アップロードしている人にもどうせやるなら好きな作品をオマージュして自分の作品にして発信してみれば?と伝えたいですね。

手間は掛かりますが音楽をしたり曲を作ったりするのって楽しいですよ!

4.まとめ

今回は割とセンシティブな内容で切り込んだかも知れませんがいかがだったでしょうか。
結構長い内容になりましたが、今記事から何か参考になれば嬉しいです。

音楽以外でも例えばイラストだとトレースしたら問題になったりとか、
悪気がなくても炎上したりして大変なことになりますが、
やはり問題が起こっていない時点で自分のやりたいことに歯止めをかけるのは楽しくないので、節度をわきまえつつ堂々と制作活動をやっていきたいですよね!

なので普段の制作活動とあわせて社会勉強や著作権問題についてもクリエイターで在り続ける、もとい人間として生きているなら並行して学習するが吉です。

またこういった話題に関しても書くこともあるのでその際は読んでいただければ幸いです。

では今回はこの辺で。

いいなと思ったら応援しよう!