小学校教員がやってみた Vol.02:オンライン予約・決済システムの作り方①
こんにちは。パーマをかけました。
もともとクセ毛なのですが、かけたらどうなるんだろう?と思い、かけてみました。
あまり変わらない気もしますが、満足です。
やっぱり、「やってみたい!」と思ったことをやってみるのが良いですね。
さて、今日は予約システムは自作で作るのが一番!についてお話しします。
大会が急遽オンラインに
さて、私は教員ですが、
こちらの記事でも書いたように、教育研究団体に所属しています。
そこでは、各地域の持ち回りで大会を行います。
教育実践を発表し合ったり、研修会を行ったりするのですが、
今年は私たちの自治体が担当地域でした。
皆さんもご存じの通り、イベントを行うためには、新型コロナウイルス感染症対策が必須です。
そこで、今年度は急遽オンラインでの大会を行うこととなりました。
現状の有料サービスだと、サービス料が大きな出費となる
いくつかの有料サービスを検討する
いくつかの有料サービスを検討しました。
どれもデザインが良く、機能的なものばかりでしたが、
我々の大会規模から考えると、条件は
上記のようになります。これは特殊なケースのようです。
そのような場合、有料サービスでは中間マージンが大きく、大会運営が難しいという欠点がありました。
以下、いくつかの有料サービスの例を紹介します。
Storesの場合
Storesの場合、予約件数的にはフリープランで十分だったのですが、
クーポンの利用を考えると「ライトプラン」と言うことになります。
そうなると、年間で払わなくてはいけなくなるため、
¥ 105,336
が年間を通して必要となります。
そうではなかったとしても、
14,800円の出費となります。
RESERVAの場合
RESERVAはとても近い考え方でした。
何よりも、月契約ができるというのが良かったです。
ただ、CSVで顧客の情報を出力するとなると、シルバーでの運用が必要となります。
また、カード決済の金額も4.9%ということで、
となり、25,800円が中間マージンとして取られる料金となります。
WordPressで申し込みシステムを作る
そこで、WordPressで申し込みシステムを作ることとしました。
もうすでに、研究団体としてXserverを使ってホームページを作成しており、WordPressでブログも作成していました。
そこで、Events Manager Proというプラグインを導入。
Stripeの決済サービスと連携させるという方法を取りました。
Events Manager Proの料金
Events Manager Proの料金は75ドルとなっています。
今のルートですと、8,636円/年(115.15円/ドルで計算)となります。
これまでのサイトと比べても破格であることが分かります。
Events Manager Proは、決済システムStripeと連携させることができます。
オンライン決済
名簿のCSV出力
クーポンの発行
研修講座ごとのチケット発行・名簿作成
ができることが分かりました。
やりたいことがすべてそろってこの値段!
Stripeとの連携
Stripeとの連携によって、オンライン決済ができます。
Stripeの決済サービスは破格でした。
初期費用は無料、一つの決済ごとに3.6%となっています。
つまり、100名規模の決済だと、
3,600円の支出で済みます。
中間マージンまとめ
中間マージンをまとめると、
となります。(それぞれ、最短単位での計算となります。)
ここで比較しても、かなり節約できることが分かりました。
まとめ
さて、ここまでで、自作のオンライン決済システムを作成することが一番安価で運用できるということが分かりました。
我々教育研究団体の使命は、「集めた会費を、可能な限り研修講座の運用費用に回す」ということです。
1,000円という貴重な会費を、有意義に使うために、自作のオンライン予約・決済システムを作成することとしたのです。
また日を改めて、オンライン予約・決済システムの実際の作成方法を少しずつお伝えしていきたいと思います。
では、またね~!