どうなる?!日本の農業!
皆さん、日本の自給率がどれくらいかご存じですか?
農林水産省によると、日本の自給率は37%(令和元年)だそうです。
他の先進国と比べると最低水準にあります。
こちらの表を見ていただくと分かりますが、
日本だけ非常に低いことが分かります。
コロナより深刻化したり、何かがきっかけで輸入がストップしてしまうと
日本はまともな食を取ることが出来ません。
これはとても深刻な問題です。
日本は自立できていないのです。
国土が狭い日本は、
外国のように大規模に農業をすることが出来ませんし、
畜産を大々的にすることが出来ません。
当然安く作れる外国産に抑えられてしまいます。
さらに日本人の食の変化にも原因があります。
食事が洋風化して肉や油を食べる事が多くなっています。
余計に外国に頼らざるを得ない様になってしまっています。
農林水産省は長期的目標として、
10年後に食料自給率45%を目指しています。
それでも世界最低水準です。
農家離れ、高齢化
なぜそのような問題が出てしまっているかを考えてみると、
土地の狭さ以外には
若者の「農業離れ」があげられます。
日本の農業従事者は
1960年には1100万人を超えていましたが、
(この時少量自給率70%以上)
2020年現在はわずか136万人まで
その数を減らしています。
そして農業従事者の平均年齢は昨年より0.7歳上昇して
67.8歳だそうです。
これではどんどん減っていく一方です。
ライフラインの食が確保できていない日本は
足下が不安定な状態にあります。
問題を解決していくためには
この問題を解決していくためには
若者の農業従事者を増やしていくことや、
狭い日本の土地を効率的に使い、農地を増やす必要があります。
残念ながらそのどちらもあまり取り組まれていません。
若者が農業を始めるのにはハードルや障害が多すぎて
はじめたくても始めにくい状態にあります。
土地も、国が確保してくれれば良いのですが、
外国資本に流れるばかりで、どんどん自分たちの首を絞めています。
ITとかインターネットとか科学技術が発展していますが、
それらの「基礎」ともいえる農業は国民の問題として
取り組んでいく必要があります。
モデル都市推進本部では
跡継ぎに困る農家さんの土地を譲り受けたり、
外国資本に流れないように土地を購入したり、
農業の推進を行っています。
より進めていくためには人材が必要です。
興味ある方もどうぞご連絡ください。
農業はITと連携し、必ず脚光を浴びる事業となります。
私たちはこれからも日本の基礎である農業を大切にしていきます。
玲太
モデル都市推進本部:https://modelproject.jimdosite.com/
Twitter:https://twitter.com/YOLO_TCOL