日本ミツバチの大和魂

日本にいるミツバチは大きく分けて２種類存在しています。
西洋ミツバチと日本ミツバチです。
同じミツバチですがよく観察すると全く性格・生態が違います。
面白ことに、日本ミツバチには日本人の生き方に似た面があります。
風土なのか、環境なのか、日本人を見ながら飛んでいたからか、
日本人を彷彿させる行動をとる瞬間があります。
とても興味深い内容ですのでご紹介していきたいと思います。

日本ミツバチと西洋ミツバチ、両方には違いがあります。

↑西洋ミツバチは外来種であり、
ヨーロッパやアフリカ・中央アジアを原産地としています。
日本に来たのは明治頃であると言われています。
西洋ミツバチは年に２回蜜を集める事ができ、
採取できる量も多いです。
採取する花は特定のものを好み、決まった花から集めてきます。
西洋ミツバチは回数も量も多く蜜を集めてくるので、
私達がスーパーで見るはちみつのほとんどは
西洋ミツバチのはちみつです。

↑日本ミツバチはもともと日本に住んでいた在来種です。
日本ミツバチは年に一回程度しか蜜を集めず、
採取できる量もかなり少ないのが特徴です。
蜜源である花は特定のものはなく、複数の花から集めてきます。
とても繊細な性格で、世話するのに苦労がかかります。
飼育が難しく、蜜の採れる量も西洋ミツバチに比べて非常に少ないために商業的に不向きであると言われています。

さて、はちみつを集めるために一生懸命に飛び回るミツバチですが
そのはちみつ採取を邪魔する天敵がいます。
中でも、最大の天敵はオオスズメバチです。

オオスズメバチはミツバチの巣を見つけると、
単体もしくは群れで襲ってきます。
ミツバチに比べ体の大きさが３倍以上もあるオオスズメバチは
半日足らずで巣を壊滅させるほどの恐ろしい力を持っています。
養蜂家の方々もオオスズメバチには細心の注意を払っています。

たった数匹で巣を壊滅されるほど屈強な力を持つスズメバチに比べ
小さくか弱いミツバチですが
唯一オオスズメバチに勝てる対抗策を持っています。

それは蜂球（ほうきゅう）と呼ばれる策です。

一匹のスズメバチに対して、
沢山のミツバチが一斉に群がり
スズメバチの体温を上げて倒すのです。
沢山のミツバチが群がりボールのようになることから
蜂球と呼ばれています。
自分よりもはるかに大きい敵に立ち向かっていく姿はとても勇ましいです。

しかし、これは決死の行動で、
何匹ものミツバチが犠牲になります。
蜂球はミツバチとスズメバチの微妙な耐えられる体温の差を利用します。
ミツバチの方が若干高い温度を耐えることができます。
しかしミツバチの許容温度を越えてしまうのです。
たとえ生存できても
蜂球に参加したミツバチは寿命が短くなるそうです。

また、この行動は日本ミツバチにのみ見られる行動で
西洋ミツバチにはほとんど見られないそうです。
小さく、か弱いながらも団結して強敵に立ち向かっていく様は
日本人を彷彿とさせます。

捕食者スズメバチに対するニホンミツバチの防衛行動ー蜂球内でのスズメバチの死の原因解明

この日本ミツバチの行動を見て、
神風特攻隊と重なります。
我が巣と尊敬する女王バチを守るために
自分の命を顧みずに強大な敵に特攻していく
働きバチはまさに英雄です。

愛する国や家族、そして天皇陛下のために
自分の命を顧みず特攻していかれた
特攻隊の方々は私たちにとって英雄です。

守りたいものの為に自らを犠牲にする姿は
日本の特攻隊と重なります。

この特攻が西洋ミツバチではなく
日本ミツバチの特徴というのも、
なんとも神様の計らいを感じます。
この土地、この国には、蜂にも影響を与えてしまう
大和魂が根付いていたのだと感じました。

素晴らしい魂が存在している
この日本の平和と安定が続くことを望みます。
しかし、今この日本は多くの若者が
未来に希望を感じることが出来ず、
社会の渦に飲み込まれ振り回されています。
若者が希望を持てない国はやがて滅びます。
革命を起こそうとか憤慨しようと言っているのではありません。
ただ幸せに暮らせる日本にしていきたいと思うのです。

不安や混迷する日本社会に
希望のある未来と解決策を提示していきます。

同志募集中です！

玲太

モデル都市推進本部（https://tasuke-i.jp）

Twitter：https://twitter.com/YOLO_TCOL