「自分は特別」を乳がんで表現していた

まごめじゅん先生からの課題を元に、PNTトレーナーで毎月症例検討会をしています。

先月の題材は、乳がんになった男性のインタビュー。

表面上は、「これまで紆余曲折あったけど乗り越えて、今後は楽しいことだけをしていく人生」
という内容なのですが、
心理的背景を深く読み解くと、

「自分のことを話してもどうせ分かってもらえない。
でも、自分は特別な存在なんだ」

ということを表現しているのが、言葉の端々に散りばめられていました。

そもそも、男性の乳がん自体が約1000人にひとり程度と非常にまれ。(国立がん研究センターHP参考)
ちなみに私は、15年以上薬剤師をしていて2人見たことがあります。

そんな彼は、男性の乳がんという「珍しい病気」で
「自分は特別である」ことを表現したのです。

この症例を読み解いてハッとしたのですが、
「私も全く同じ」だったのです。

私自身、健康オタクであることを職場で全面に出したとき、
同僚に煙たがられた経験があることから、
健康分野が大好きでオタクな自分を、ひた隠しにしていました。

プライベートで分かってもらえる人にだけ話していて、正に
「自分のことを理解してくれる人はわずか」
と思っていたのです。

その反面、内心では興味のあることを突き詰める自分が誇らしくもあって、
「私は特別」
とも思っていたのです。

結果私は、まだがん罹患者が少ない、やや珍しい30代で乳がんになり
「特別」になりました。

こんな風に隠して生きるの、結構辛かったです。
だって、前提が「自分のことを分かってもらえない」ですからね。

今はどうみられるかあまり気にせずに、
職場でも少しずつ健康オタクな自分も出すようにしています。
(プライベートでは全面に出してますw)

その人が抱えるテーマは、病気や症状という形でメッセージを送ります。
それに気づかないと、形を変えて何度でもあなたの元にやってきます。

あなたのテーマ、一緒に見つけていきませんか?

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「乳がんを終わらせて、本当の自分を生きる」その一歩を、
乳がん経験者の私と一緒に踏み出しませんか?

カウンセリングを通じて、あなたの不安を解消して前を向いていきましょう。
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