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住野よるファンのお気に入り作品TOP3

私は中学生のとき、住野よるのデビュー作を親に朝読のために買ってもらって以降、新作を出すたびに読み続けています。逆に住野よる作品しか読んでないです。
当時から読書好き(住野よるに限る)ということでやってきてました。

12月18日にまた新作が出るようなのでめちゃくちゃワクワクしています。

今回は私が特に好きな住野よる作品を列挙しようと思います。

1.腹を割ったら血が出るだけさ

好き嫌いが分かれそうですが、私は大好きです。私は主人公に対してめちゃくちゃ共感できると感じたのでスラスラ読めました。共感できない人からしたら、もしかしたら読みにくいって感じるのかもと思ったり思わなかったり、、。

全体的に重たい感じではあるんですけど、読み応えは抜群で、満足感のある作品だと思います。特に前半は読み進めづらさを感じるんですけど、後半にかけて、スラスラ進んでいきます。これが住野よるの真骨頂と個人的には考えています。

高校生の時にこの本を読んでいたら、もっとよかったなと思います。


2.告白撃

現状これが最新作です。個人的にはこれぞ住野よる!ってかんじの本だと思います。君の膵臓をたべたいを始めとして、後半に想像できない展開が入ってくる感じがあります。あのときの、キタキターっていう高揚感が堪りません。

刺さりすぎて友達にもおすすめして読んでもらったのですが、一旦休憩入れないといけないくらい心にきたと言っていました笑

これは年齢もあると思います。住野よるのデビュー作、君の膵臓をたべたいは私が中学生のときに発売されましたが、そのときに、告白撃を読んでもいまいち刺さらなかったのかなと思っています。大学3年になった今読むからこそ良さを身に染みて感じることができる、そんな作品だったのではないかなと思います。流石に良すぎる。

私的には、住野よる作品読んだことない人にはまず最初に告白撃をおすすめしたいと思います!若干女子ウケかもです。


3.また、同じ夢を見ていた

これは読んだ周回数が1番多い作品です。上記の2作品とはだいぶ毛色が違うと個人的には思っています。

全体的にはほのぼのとした感じで、大事件が起こるわけでもありません。中学生のときにはじめて読みましたが、正直何が何だかよくわかりませんでした。でも、わからないはわからないんですけど、何故か読んでしまうっていう感じで、何度も何度も周回するうちに、何故か虜になっていきました。人生ってなんだろ、幸せってなんだろっていう曖昧なもやっとしたものが、比較的ライトにすぅーーっと自分の中に取り込まれていく感じがします。

また、この作品は自分の状況によって捉え方がだいぶ変わるものだと思っています。それもあって、2年に1回は読むようにしています。年を取るたびに解像度が増していく感じがするので、人生を通してずーっと読み続ける作品になる気がしています。


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