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a_storyofmylife
きがくるう(恋詩)+エッセイ
Go bananas.さるではない・いぬではない。
かがくする・ものをみる・みつめるのがすきだ。
うまれたときからあおざめている。・)さかなだ・どうしようもなく・ツノメロン・たべている。【あまくない】)
うつくしいひとびとのゆめをたべる・
たしか獏という・ほんとうのどうぶつがいる(と
いきのしづらいほんとうのぬえ・交尾で・うまれている・
むすこたち・あるきつかれて・沃野で
角をえる
ひつじになる。
*
エッセイを書こうとすると、過去ばかりに目が言ってしまうのは惰性だろう。だから今日は、未来について書いてみようと思う。
来年の今頃、子供はいまよりも生意気になっているだろうし、いろいろなことがよくわかるようになっているだろう。どうしてわたしがこんなに寂しい人間なのかも、わかるかもしれない。いつも偉そうなことをいっている男が、ただの本が好きで、ことばを消費したり、しなかったりするだけの奴なのだと。
「お父さんはいつも心配ばかりしているね」
と笑われるかもしれない。そうしたら、わたしは安心するだろうか。わたしみたいなやつの手を離れて生き始めてくれたことを、誇らしく思うだろうか。
nostalghia
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