好きな人を神格化しすぎていた話
わたしはあまり人を好きにならないし、好きが長続きしない。記憶の中では誰かとちゃんと付き合ったこともないし、ずっと都合いい女日本代表だった。だから、先日色々あった元すきぴに対して、わたしがこんなに好きになるなんてすごい人!と、好きになったことや珍しく長く好きだったことで、神格化してしまっていた。
好きな人がやることも話すことも、存在していることでさえ、すべてがこの世界の正解だと思っていたし、恋は盲目なんていうけれど、盲目どころか神として崇め奉っていた。
今後こんなに好きになれる人は現れないと思っていたし(なんなら今もちょっと思ってるけど)、この人とうまくいかないなら今後一生恋愛しなくてもいいとさえ思っていた。とにかくめっちゃ好きだった。だった、ね!!!!!!!(過去形)ちなみに君のことこんなに好きになってくれる人今後現れないと思うけど、その辺どう考えてる???
でもそんな神のような存在の人から「好きな人ができたから気持ちには応えられない」と言われた。そして、お互いが合意の上で都合のいい関係として続けることになった。
好きな人に誠実でいたいから会うのやめようじゃないんだ、って思ったら、神格化していたものが一気に崩れ落ちた。なんだこの人も普通じゃん、って、めちゃくちゃ性格悪いけど、神どころか見下せるようになった。そして冷静になったら、神じゃないなら固執する必要ないなって一気に冷めてしまった。
その場では、これからも都合のいい関係続けようねー!なかよしなかよし!って終わったけど、ふと、好きな人がいるのにどうしてセフレもキープするんだろうって思った。自分も同じだから分かるけど、好きな人とうまくいってないからだよねえ。付き合いたいのにはぐらかされて、さみしいさみしいってなったとき、一緒にいる間だけは疑似恋人として優しくしてくれてさみしさを埋めてくれる人がいればそっちにいくもんねえ。好きな人とうまくいってる間は用なしだけど、うまくいかなかったときの保険も必要だもんねえ。だから都合いいんだよねえ。やっぱり似たもの同士だねえ。一生報われないねえ悲しいねえ。
まだ仲良しだった頃、わたしたちの関係ってセフレ?って聞いたらセフレとか言わないの!って結構本気で怒られたし、じゃあ都合いい女?って聞いたら「いい女」だよって言われてなにそれーってげらげら笑ってたのになあ。
サムネの写真は、出勤前(朝)にえげつない下ネタを言ったあとふと我に返って、「これから一緒に仕事する後輩たちは、先輩が朝からこんなことしてるとは夢にも思わないだろうなあ」と言いながら淹れてくれたコーヒー☕️
記憶力はよくないはずなのに、余計なことばっか覚えてるんだよなあ。ああまた1000文字も書いちゃったやだやだ。
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