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The flavor of youth

◆日向夏(ひゅうがなつ)の食べ方◆
1.リンゴのようにくるくると薄く皮をむく
2.芯を垂直にして一片切る
3.2で切ったところをきっかけに、種のある芯の部分を残すようにして中心から斜めにくし形に切っていく


日向夏の食べ方は、柑橘類としては一風変わっている。
中果皮(外皮と果肉の間の白い部分)も食べるのだ。

日向夏の中果皮は厚みがあって目が細かく、やわらかいリンゴのような食感で、微かな甘さと苦みを感じる。
一方で、果肉はジューシーで甘酸っぱい。

中果皮と果肉を一緒に食べることで、食感と味のコントラストが楽しめる。まぶしいくらいの黄色と相まって、爽やかさ120パーセント。

ハウス栽培のものは年末から、露地栽培のものは2月ごろから出回る。

昨日、直売所で露地ものの日向夏が出ていたので、思わず手に取った。
ハウスものと比べると、外皮に多少キズが入っていたりもするが、それもまた良い。
不器用でまっすぐな青春時代を思い起こさせるような、日向夏ミカン。


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