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【営業マン日記#72】

こんばんわ

今日は、先日日曜日に打ち合わせしたお客様の、変更図面と、見積もりを

作成しました。

ご要望を聞いた内容と、現実問題、予算に合わせたもの2パターン作成しました。

ご要望通りでは、2100万。

予算としては2000万以内。


どちらも作成はしましたので、明日から3日間は、精一杯の提案書を

作成する予定です。


どちらの内容も、ほぼ間取りは同じにして、

他の部分で差額を出しましたが、一番大きいのは”増築”です。

しかし”増築”といっても、当初は10㎡以内の増築で、5㎡くらいの予定でしたが、それでは屋根を触らないといけないため、断念。

屋根を触らないで良い部分があるので、0.9㎡の増築にしました。

しかし、この0.9㎡を増築する、内容としては布基礎コンクリートを

打設するだけで、100000円かかります・・・


増築は、費用対効果の良し悪しが現れやすいのです。

今回の増築は単位だけ見ると、たったそれだけの増築で

そんなに金額がかかるのか?という話ですが、この範囲を増築すると、

リビングがとてもスッキリします。

最終的にその費用対効果を考えるのはお客様でありますが、

私としては、この価格帯まで行くと、触るのであれば、やった方が良いと

思います。

ローンを組んで支払い計画を立てる上で大事なことはいろいろありますが、

①いくら借りれるのか?

②頭金は?

③月々の支払額は?

この3点です。

上限に関しては、年収や扶養家族など、支払い能力が申請者にどれだけあるのかが判断されますが、一般的な年収であれば、2000万は借りられると思います。

頭金に関しても、現金を今、出した方が良いのか?

それとも低金利の現状で、出来るだけ現金を残した方が良いのか?と考える必要があります。

また最後に、続きの支払いです。

賃貸料を払うことを考えるのなら、家賃と同じ金額で家が建つと

よく売り文句がありますが、その考え方は間違ってないと思います。

そこで、

頭金はともかく、ローンを組んでリフォームを検討してるこのお客様に

伝えたいのは、100万の差額はとても大きいのは承知ですが、

それを”ローン”で考えたときに、”月々がいくらなのか?”

もっといえば、”1日あたりいくらなのか?”は伝えたいところです。

出来るだけ出費を抑えて、安くしたいのは誰でも同じです。

しかし、予算の都合で、やりたかったことを諦めるのは

しょうがないことかもしれませんが、完成後も、その思いは消えません。

どれだけお話しして、完成前にご納得いただいたとしても、

完成したときには”やっぱりこうしておけばよかった”と

思ってしまうようなことはとても悲しいですよね。


そうならないために、

現実の予算問題を考えることは大事ですが、

やめる理由はいくらでもありますので、

やる理由を探すのも大事になってくると思います。


私としては、増築は

金額的に見ると、たかだかその範囲のために、100000以上払うのは

正直、高いと思います。

が、最終的な完成後のご満足は、100000以上になると思いますので

それを軸に提案することは崩さずにいきたいと思います。

それでも今回は諦めるということになるのであれば、

それも良い決断だと思いますので、その方向で進めていこうと思います。


以上


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