You are still wet behind the ears!
「お前の耳の後ろは濡れている!」
あ、これ北斗の拳のケンシロウのセリフじゃないですよ。
「ケツの青い若造が💢」という意味です。
「未熟者」「まだ子ども」を相手に怒っている年配者の姿が浮かびますね。
日本人の赤ちゃん80%に見られるという「蒙古斑」
成長とともに消えるんですけど、それがまだ残っている「子どものくせに!」と言いたいのです。
でね、これを英語で言おうとして
“You have a blue ass!” (お前の尻は青い!)は通じないよな〜。
※assは決して上品な言葉じゃないので良い子の皆さんは使わないでね※
“You are still wet behind the ears.”です。
幸い私はこれを誰かに言われたことも言ったこともないのですが、なぜ耳の後ろが濡れていると青二才なのか?
実体験としての経験をお話しします。
私はかつてゴールデンレトリバーと一緒に暮らしておりました。
最盛期には35キロを超えた大型犬のオスでして、運動量も食事量もハンパなく大変でした。
でもね、ホント気のいいヤツで、ヒトが大好き❤️そして誰からも可愛がられてました。
そんなヤツをお風呂に入れる時🛁、ヤツはお風呂が嫌で嫌で仕方がない。暴れたりはしないけれど、嫌すぎてテコでも動かない!
大きな図体の周りを私が這いずり回ってシャンプーします。
やっとこさっとこ洗い終わってお風呂の扉を開けるか開けないかの瞬間に、ヤツはびしょびしょのまま飛び出していく。
そしてカーペットやソファにスリスリ身体をこすりつけて、自分で乾かそうとします。
ヤメレ💢とは思いますが、シャンプーで疲れ果てもう動きたくない私。
バスタオルをヤツに与えると、それに潜り込んで自分で拭いています。
ドライヤーも嫌いなので、もう自然乾燥でいいやと放っておきます。
あ、もうだいぶ乾いたね。外でブラッシングしようかと誘うとぶるんぶるん喜んで付いてきます。
あれ?
でもオマエ、まだ耳の後ろ濡れてるじゃん!
You are still wet behind the ears!
ゴールデンレトリバーは長毛で乾いているときはストレートヘアーなんですけど、濡れるとカーリーなんです。
耳の後ろだけいつまでもカーリーで可愛かったな💕
小さい子どもは自分で耳の後ろまできれいに拭くことができない、という意味でこう言うのだそうな。
おもしろいね🤣
私の好きな英語③