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【読書】Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦

 Preferred Network(PFN)創業者 西川さん・岡野原さんの本。深層学習のコア技術を研究・開発しているユニコーン企業である。成長が著しい会社には、どんな行動規範があるのだろうか。

超ざっくり

本の内容はこんな感じ。
・創業-現在-将来までののPFNについて
・会社の価値を確立するための行動規範
・これまでの産業と今後の産業  


読むきっかけ、期待

Q1. なぜ、この本を読もうと思ったのか?
A1. 表紙「Learn or Die 死ぬ気で学べ」が格好良すぎた。
Q2. この本から何を得たいか?
A2. Chapter4「常にラーニングゾーンに身置くために」の価値観。
Q3. 読んだ後、どういう状態になりたいのか/したいのか
A3. 歳を重ねる毎に増えている勉強欲の土台を再構築したい。


Point①動き出しは準備するな

 モチベーションが高い時に準備をしてしまうと、リスクも考え始めるようになる。思い立った時に、始めるのがいい。とりあえず動いてからでも、帳尻は合わせられる。

「面白そう」これ以上のきっかけは無い!


Point②死ぬ気で学べ(Chapter4:行動規範)

 新技術を常に学んでいかないと、最先端の世界ではあっという間に取り残されてしまう。PFN社は社内で個人ページの開放をし、社員同士の知識の共有を促している。これは、ナレッジマネジメントとして誰がどんなノウハウや技術を持っているかを共有しやすくする目的がある。

 自分のために書いた記事は、仲間のためにもなる。
 仲間の記事を、自分が読ませてもらう。

ひたすら「独りで学ぶ」という意味ではない。
むしろ、「集団で学ぶ」相互扶助を基本とすることが大事。


Point③謙虚であれ

 優秀な技術者同士が理解し合い、力を重ね合わせられることが重要である。「自分の実力に傲るな」という意味だけではない。

 仲間をライバルと考えてしまう一匹狼は、それができない。よって、価値ある情報を吸収する機会にも恵まれない。

常に新しい知識や技術を取り入れられる柔軟な姿勢を持つべき


次の一歩

✔︎ 「独りで学ぶ」固定観念を払拭する。
✔︎ note書きまくる。

 個人ページを持つことは、メリットしかなかった。専門性やこれまでの経験をまとめておくと、ノウハウや経験を知ってもらうことができる。特にオンライン上で仲良くなるためには、コミュニケーション外にお互いについて知ることのできる場(個人ページ)が必要だと思った。


まとめ

 問題の中から課題を抽出し、どうやって、誰と解決していくかPFNの核を感じることができた。学び続けたいと思えるのは、そう思い合える仲間と環境があることからも拍車がかかると思った。学び続ける世界はどんなに楽しいんだろうか!
 今後のロボットについてのページが多く、深層学習やIoTなどにも興味がある人とっては後半に行くにつれて面白い内容だと思った。


詳細情報

タイトル:Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦
著者  :西川 徹 , 岡野原 大輔 
出版社 :KADOKAWA
ページ数 : 256ページ

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