〜米、食いねぇ〜 2024/09/18
約1週間ぶりの帰宅。非日常もいいけど、やっぱり日常の安心感は大事だと実感する。自分の生活に必要な物が全て揃ってる場所は安心をくれる。
今日は上野の国立科学博物館に行って、上野駅周辺をうろちょろしてきた。上野駅はまさに都会!って感じでお店や建物がキュッと一つの場所に詰まっている感じがする。全てが近くにあるから便利なのかもしれないけど、店の密度が高すぎて迷ってしまった。
『みはし』というお店に行って、家族にお土産のあんみつを買って行った。店内でクリーム汁粉を食べて家であんみつを食べた。もし餡子に致死量があるとしたらとっくにキャパオーバーしている気がする。そのくらい汁粉もあんみつも濃厚な餡子が使われていて美味しかった。
ここ1週間、米を食べない生活が続いていた。米不足によってどのスーパーにも米が入荷されず、買うことができなかったからだ。米がなくても意外とどうにかなるもので、パスタやうどん、そうめんやそば、パンを食べた。基本朝はパンで昼夜は麺。最近は日本人の米離れが進んでいるというけれど、米以外にこんなに美味しい主食があるのなら舌が肥えた若者が米から離れてしまうのも納得だ。
でも、1週間米無し生活を送った後に食べる米は絶品だった。やっぱり米は偉大。
麺とは一線を画すものがある。なんだろう、咀嚼するからかな。麺って種類に問わず基本的あんまり噛まない気がする。つるつるとした食感を楽しむものだし、素麺とか蕎麦は勢いで食べるものって感じがするから自然と咀嚼回数が減ってる。
それに比べて、米はしっかりと噛む。噛まないと飲み込めないから、噛まずにはいられない。
噛むことによって米の甘みを感じられるし、米の味ってどんなおかずも邪魔しないからすごい良いと思う。こんなに主食が向いてる食材って他にないんじゃないかって感じがする。
今まではそんなこと思わなかったけど、米断ちしたからか米の偉大さに気づくことができた。味があるのに他の邪魔をせずに誰とでも共演できるなんて、名脇役みたいだ。
主食という名の名脇役、それが米。米、もっと食べたい。
Twitterで繋がりたい。
『藻野菜/@Moroheiya0225』