〜縛りプレイの美学〜 2024/10/01
もう10月! 時が経つのが早すぎる。
今日はnoteを投稿しました。就活の体験記から注意点。内定をすぐに承諾するのは危険だという話。よければ読んでみてください。
今日は夜ご飯にポークステーキを作った。
見た目は茶色すぎるけど、美味しかったです。コウキンテツさんのYouTubeを見て作った。ありがとう、コウキンテツ。
俺は今までゲームの『縛りプレイ』というものがよく分からなかった。縛りプレイをする意味も理由もよく分からなかった。もしかしたら、実況者の人とかは再生数稼ぎに目新しいことやってるだけなのかもしれない。
でも、Twitterを見てると配信とかを特にしてない人でも自分の好きなゲームで縛りプレイをしている人がいる。そのゲームが好きなら、用意されたものを余すことなく味わえばいいのにと思う。
元からゲーム内で設定されたものじゃなく、自らの意思と工夫で難易度を上げて楽しみたいという欲求なのかもしれないけど、そんなことをするよりそのゲームの隅から隅までを味わおうとした方がいいと思う。
ずっとそう思ってたけど、最近自分もゲームで縛りプレイをしていることに気づいた。
俺は『遊戯王マスターデュエル』というゲームをしている。言わずと知れたカードゲームだ。
遊戯王は人気と歴史があり、カードの種類がとても多い。カードゲームをやっている人なら分かると思うけど、そういった色々な種類のカードを組み合わせて『デッキ』というものを作って遊ぶのだ。
これだけカードがあって数多のデッキがあれば、当然強いカード・弱いカード、勝てるデッキ・勝てないデッキという格差が生じる。遊戯王マスターデュエルに『クリア』という概念はないけれど、勝ちたいのであれば強いカードや勝てるデッキで戦うべきだ。
でも、俺は弱いカードと勝てないデッキで戦っている。
俺が好んで使っているのは『アロマ』というデッキだ。可愛い女の子のイラストとライフを回復しながら戦うのが特徴のデッキだ。遊戯王は基本的に相手のライフを削り切ることで勝利するので、ライフを回復できるというのは当然有利なことだ。
イラストは可愛いし、ライフをたくさん回復して相手を倒すことができれば、
「へへん、俺はまだこんなにライフが残ってる状態で勝ったぞ」
という気持ちになって気持ちがいい。
使ってて楽しいデッキではあるんだけど、結構弱い。勝率は良くて4割くらいだ。このデッキを使っていると確実に負け越すくらい弱い。そもそも今の遊戯王は一つ一つのカードのパワーが高すぎて、多少ライフを回復したところで焼け石に水なのだ。
勝てないのにアロマを使い続けるのは単純に好みだ。使ってて楽しい・自分好みだから使ってる。ただそれだけ。
よく考えればこれも縛りプレイの一種なのかなと最近思ってきた。確実に勝率が上がる・今よりは勝ち続けられるデッキを使うこともできるけど、俺はそれを選ばずに弱いデッキで戦っている。
弱さで自分を縛りながらプレイしているのだ。でも、縛っていたとしても自分のやりたいことをやっているから楽しい。
なるほど、これが縛りプレイの魅力というものか。
もっと快適にもっと便利にもっと強くプレイすることはできるけど、自らの嗜好に合わせてプレイスタイルを変える。自らの工夫でゲームを楽しむ。
もしかしたら、縛りプレイという行為こそがゲームをより楽しむための行為なのかもしれない。
Twitterで繋がりたい。
『藻野菜/@Moroheiya0225』