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〜もはや呪いだぞMARVEL〜 2024/10/06

俺はMARVEL映画(主にMCU)が好き。小学生の頃に何となく金曜ロードショーで観た『アイアンマン』。それに衝撃を受けて食い入るように観ていた。

アイアンマンを見た後はおじいちゃんにTSUTAYAに連れて行ってもらい、MARVEL映画を色々借りて片っ端から観た。自分の好きなアイアンマンが出てくるアベンジャーズ。見た目がカッコよかったスパイダーマン、何となく見たことがあったキャプテン・アメリカなどなど。

観ていくうちに色んな作品が繋がっていることに気付き、全然知らなかったヒーローの映画も観始めた。そして、今に至る。

MARVEL作品はとても面白い。登場するヒーローは全員カッコいいし、そのヒーローたちが同じ世界にいて全員が集まったり全ての話が収束していったりするのは最高にクールだ。これはMARVEL映画でしか味わえない感覚だと思う。

でも、最近のMARVELは「大丈夫か?」と思う。

観なきゃいけない作品がとにかく多くなっているし、最近は映画だけではなくドラマも見なきゃいけなくなっている。新規のファンが入るための敷居が果てなく高くなっているし、今までしっかり観続けた人間にとっても辛い。

今まで全ての作品が繋がっていたこともあって、興味が無い作品でも観なきゃいけないという強迫観念とも言えるものに襲われている。

これからの未来にあるであろう最高に面白い映画のために、興味のない映画とドラマを観なければいけない。なんでこんなことしなきゃいけないんだ。

『面白さのためにつまらないことをしなきゃいけない』という点はゲームにも似ている。強いボスを倒すために強いアイテムが必要で、その強いアイテムを手に入れるためにひたすら同じ敵を倒したりしなきゃならない。多くのゲームでそういった『作業』が発生することがある。

でも、ゲームと映画で異なる点は、つまらないことにお金がかかることだ。ゲームはつまらないことをしなきゃいけない場面があるけどそれには追加でお金がかかるわけではない。ゲームをクリアするためにひたすはゲームをしているだけで、言ってしまえば時間が解決してくれる問題なのだ。

でも、映画は違う。未来の面白さのためにお金を払わなければならない。これが辛い。奪われるリソースが時間だけではないのだ。他に見たい映画や買いたい物があってもそれらを犠牲にして興味のない映画を観なければならない。これはもはや呪いだ。

「興味が無いのなら観なければいいじゃない」と思う人もいるかもしれないが、それは違う。MARVEL映画はそれができないからタチが悪いのだ。

例えば、ONE PIECEのアニメを見ていて「この話は興味が無いから飛ばして次の話を見よう」ということは出来るだろうか。出来ないだろう。何故ならアニメというのは1話1話が繋がっていて全体の物語を作っているからだ。1話見逃してしまっては次に進むことができない。

MARVELも一緒だ。一つの作品を見逃すとストーリーやキャラがなんのこっちゃ分からなくなる(場合がある)。だから、興味が無い作品も観なければいけないのだ。

今までな興味が無い作品でも結局は面白かったからよかった。でも、最近はその面白さすら失われている。今日書いた記事でも話したが、興味がない上に面白く無いドラマが配信されているのだ。

興味が無く、面白く無いドラマでもお金を払って観なければいけない。これが呪いだ。

誰か俺を助けてくれ。何でこんなことに……。


今日は暑かったのでハーゲンダッツを食べた。

最近暑かったり肌寒かったりするので、体調を崩さないように気をつけなければ。

養命酒を飲んで早めに寝よう。


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