〜ブラタモリに群がる懐古主義者達〜 2024/12/18
今日のトップニュース。
NHK番組ブラタモリ復活!!
タ・モ・リ! タ・モ・リ!(タモリコール)
ブラタモリ大好きな身としては嬉しい。地学地理学を全く知らない自分にとっては毎週新しい知識との出会いで、博識なタモリさんの分かりやすい解説、ユーモア溢れるアナウンサーとの掛け合い、ダーウィンが来たに並ぶNHKの良番組だと思ってる。
この知らせは今日の午後、Xにて知らされた。
NHKのアカウントによる投稿はあっという間に評価・拡散され、多くの返信もされていた。きっとみんな喜びの声を送っているのだろうと思ったけれど、多くの返信が喜びを綴るものではなく番組への要望だった。
「番組のテーマ曲を井上陽水、ナレーションを草彅剛にしろ」という声が返信の大半を占めている。
せっかく『祝☆復活!』という雰囲気なのに、わざわざNHKに要望を送るだなんて空気読めないというか図々しいというか自分勝手というか、そんな感じがする。
ブラタモリは一度特番で復活していて、その時はテーマ曲もナレーションも変わっていた。ナレーションは今をときめく女性歌手のあいみょんが務めていた。
その変更が結構賛否両論だったみたいだ。今日わざわざ上記の要望を送っている人は『否』側の人間で、どうあっても井上陽水と草彅剛にしてほしいらしい。
確かに、俺も井上陽水のテーマ曲と草彅剛のナレーションはブラタモリに合っていたとは思うけど、あいみょんもそこまで悪いとは思わなかった。「慣れないなぁ」とは思ったけど、特にそれ以上の感想はなかった。
別にテーマ曲は何がいいとか、ナレーションは誰がいいとか、そういうこと思ったり発信するのは構わないけど、わざわざ人目につくところで、
「私の好みはこうです!! 私の好みに合わせてください!!」
って言うのはちょっと自分勝手過ぎないか?
ブラタモリが復活するというおめでたいことがあったのに、
「あいみょんは微妙だった」とか「前の方がいい、やるなら戻して」
とか言うのは番組を作ってる人にもあいみょんにも失礼だし、見苦しい。
大体、個人の好み以前に今までずっと同じナレーションとテーマ曲だったから自分がそれに慣れてるだけで別の人になったらなったでそっちに慣れるかもしれないのに、たった数回のナレーションとテーマ曲にわざわざだらだら文句言うのは、それを送られた人・見た人が不愉快になる以上に何も起こらない気がする。そんな小さい文句が通るわけないんだし。
確かにナレーションやテーマ曲っていうのは番組を構成する要素として大事なものではあるけれど、ブラタモリの本質は地形の解説やタモリの言動なのであってテーマ曲がなんであろうがナレーションが誰であろうが番組自体は変わらないんだから素直にブラタモリを愛するべきだろう。
変化を過剰に毛嫌いして批判するのは懐古主義だからだろうか。自分の知っているもの・慣れているものこそが史上で他のものは認めない気なのかもしれない。
そんな身勝手な主義主張をみんなが愛するブラタモリにぶつけないでほしい。
返信の中には、
「若者に媚びないでください。既存のファンのためにナレーションとテーマ曲を残してください」
という声もあった。なんとも自分勝手で妄想たっぷりの発言だろうか。
ブラタモリという素晴らしい番組を続けるために、新たなファンを獲得するために、試行錯誤してる人がいるのに他を排除する懐古主義者がそれを阻止しようとしている。
ブラタモリは本質が面白いのでナレーションが変わったくらいでは離れないだろう。だから新たなファンを獲得しようと試行錯誤するのは当たり前だ。それを執拗に否定しわざわざ不満を伝える。ただただ不快だ。
ブラタモリのファンがこんな人だらけだとは思わなかった。まぁ、内容的に年齢層が高めなのかな。めんどくさいジジババだらけってことか。
とにかくブラタモリ復活嬉しい!!
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『藻野菜/@Moroheiya0225』