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〜性的マイノリティ、多すぎ〜 2024/10/24

暑い、暑すぎる。

昨日寒かったからヒートテックを着て過ごしていたら汗ばんできた。1日の中で3回くらいパジャマを替えている気がする。

冬パジャマ→春秋パジャマ→夏パジャマと、1日の中で3着のパジャマを消費した。1日で四季を感じる国、日本。


最近はポリコレや多様性という概念が広がり、様々な場面で色々な方面に配慮されることが多くなった。

全ての人が生きやすい社会になるのならそういう動きには大賛成だ。誰の不利益にもならないのなら同性婚も認められるべきだし、作品の質の向上に繋がるのならば黒色人種やアジア系の女優俳優も積極的に起用すべきだ。

ポリコレ万歳! 多様性万歳!!

と言えればどれほどよかったでしょうか。散々言われていることではあるけど、最近「やりすぎでは?」と思うことが多々ある。

最近1番感じることは、映画やドラマで性的マイノリティが登場する頻度だ。

性的マイノリティの人々への配慮や多様性が強く叫ばれるようになってから性的マイノリティの人物が登場する映画やドラマが明らかに増えたと感じる。

性的マイノリティの人物が登場することは何ら問題はない。むしろ今までそういった人たちが虐げられて、意図的に避けられてきた歴史があるのならば積極的に登場させるのは今の時代に求められていることだろう。

ただ、性的マイノリティのキャラクター、登場し過ぎじゃないか??

性的マイノリティのキャラクターを積極的に登場させても構わないのだけれど、それは勿論作品の質を落とさないということが前提であって、もっと言うとその映画やドラマに性的マイノリティのキャラクターが登場しても違和感が持たれないということが大前提だ。

しかし、最近の映画やドラマに性的マイノリティのキャラが登場する頻度に、めちゃくちゃ違和感を感じる。ある特定の作品だけじゃなく、映画・ドラマ界全体で違和感を感じる。

俺の見ている作品に偏りがあるのかもしれないけど、かなりの頻度でそういうキャラクターが出てくる。しかも、最悪の場合だとそのキャラクターがただのノイズになっていて作品全体の質を下げている。

性的マイノリティっていうのは、その名の通り『マイノリティ』なわけだろう。
なのになんでこんなに登場するんだ。おかしくはないだろうか。

マイノリティなんだからめったにいないはずなのに、マイノリティのくせにいくつもの作品に登場するんだ。

映画の趣旨に関係無く登場する高校生が全員囲碁将棋部だったら違和感を感じるだろう。登場する成人女性ほとんどに2人以上の子供がいたら違和感を感じるだろう。登場する老人全員が立派な髭を蓄えていたら違和感を感じるだろう。登場人物が全員コーヒー好きでブラックしか飲まなかったら違和感を感じるだろう。

それと同じ現象が今起きているんだ。この映画にはゲイの人が、あのドラマにはレズの人が、あっちにはバイセクシャルが、こっちにはトランスジェンダーが。

そんな世界は不自然だ。違和感でしかない。ファンタジー物でもSF物でも恋愛物でもない作品に現代社会におけるマイノリティ側の人間がこんなに登場したら違和感しかない。

マイノリティなんだからマイノリティらしく描写してくれよ。あっちの映画にもこっちの映画にもマイノリティがいたらそれはもうマイノリティじゃないんだよ。現代社会を舞台にしてる作品なのに、なんで現代社会におけるマイノリティがこんなにいるんだよ。

性的マイノリティのキャラ多すぎ!! もっと現実に則った数まで減らしてください!!

これが俺の主張です。多数派は多数派らしく、少数派は少数派らしくする。それでいいじゃないか。違和感の無い物を作ろうよ。

俺の好きな映画やドラマでこういった多様性を求める流れが悪い方向に進まないことを望む。


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『藻野菜/@Moroheiya0225』

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