〜善意に対する瞬発力〜 2024/09/17
今日はオシャレなカフェに行きました。コーヒーとケーキをいただきましたわ。
日本一になったことがあるバリスタの方がやっているらしい。やっぱ日本一の味は違うな。
と言いたいところだけど、淹れる人によって違うなと思ったことはあんまりない気がする。お店によって違うのはわかるけど、淹れる人によってどれだけ変わるのだろうか。ハンドドリップだったら安定して美味しい味を淹れられるっていうのは、上手い人の象徴的な感じはするけど。
今日行ったカフェで、初めはそのお店のブレンドを貰おうとしたのだけれど、
「こちらのブレンドはかなり軽い感じですが、苦味や酸味が強いなどのお好みはありますか?」
と言われたので、
「苦味が強い方が好みですかね」
と言ったら、
「でしたらこっちのブレンドの方がおすすめです」
と言われたので、お勧めされた方のブレンドにした。こういう時に断れる人間ではない。いや、今回は断りたかったわけではないけれど、『お店の人のおすすめ』というのを断れない。
「こっちの方がおすすめですよ」「今の季節はこの限定メニューがあります」
とか目の前で面と向かって言われると、お勧めされたものを頼んでしまう。今回は特に何も考えてなかったから良かったものの、「こっちが食べたい!」と思ってた時に言われると少し損した気分になる。
せっかく食べに来たのに人に流されてしまった、と後悔する。人から急に何かを言われると思考停止してしまうんだよな。
こういう時にお勧めを断るのと断らないの、どっちの方がいいんだろうか。断ると「せっかくお勧めされたのに断っちゃった」とモヤモヤしてしまうし、断らないと「違う方が食べたかったな、自分が頼もうとした方はどんな味だったんだろう」とモヤモヤしてしまう。
注文する際、他の物をお勧めされた時用の言葉を考えておくべきだろうか。でも、用意しておいたとしても咄嗟に言葉が出てこなそうだな。就活の面接みたいに頭が回らなくなりそうだ。
結局、人のお勧め(善意)に対する瞬発力を上げなきゃいけないな。自分のコミュニケーション能力は特別低いとは思わないけど、コミュニケーションにおける瞬発力は低い方だと思う。
せめて、善意に対する瞬発力はちゃんと鍛えておきたい。
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