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毎日エッセイダイアリー

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日記+エッセイの形で毎日書く人生の備忘録
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#電車

〜電車の居心地〜 2025/01/15

 電車に乗っている時、各駅停車で駅に停まってドアが開く度に強い風が吹き込んできた。  本を読んでいた目を上げて風の出所を見ると向こうのほうに揺れる木々があり、アナウンスに混ざって葉が擦れる音が聞こえる。  風の冷たさ、木々の動き、葉の音、何も珍しいものではないけど「心地がいいな」と思った。駅に着く度に心地よい気持ちになって思わず顔を上げてしまう。  電車に乗っている時に唯一外を感じられる。それが駅に着き風が入ってくる瞬間だと思う。  でも、何個目かの駅に着いた時、ふと

〜電車がうまくいかない〜 2024/12/21

今日は電車の移動が一切上手くいかなかった。 自分が原因ではない。電車の遅延が原因だ。 11:41発の電車に乗れるように10分前には駅に着いていた。しかし、駅改札を抜けた直後、目の前に現れたホワイトボードとそこにかかれた文字。 『事故の影響により運転再開見込みは12:20頃の見込みとなります』 何ということだ風がビュービューと吹いている冬の日にホームで1時間以上待たなければならない。運転再開見込みが12:20ということは自分のいる駅に電車が到着する時間は早くても12:4

〜夜風の魅力はその温度だと思う〜 2024/11/25

家に帰るために昼から夕方にかけて3時間弱電車に揺られた。 ちょうど夕陽が差し込む時間帯、夕陽を背中に受けながら東向きの席に座り車窓を眺める。 車窓の向こうにある空には夕方の東特有の色が見られた。 薄い空の青から段々と白に変わっていき、真っ白から段々と夕陽色に変わっていき、再び青に、そして藍色に。 とても綺麗な色だ。空が擬人化されたとしたら青では無くあの色をイメージカラーにして欲しい。 あの色のハンカチを持っている女性がいたらきっと好きになってしまうだろう。でも、あの

〜熱海の電子結界〜 2024/07/19日記 ポケスリ361日目

今日いるのは実家ではない。知り合いの家である。昨日からはしばらく泊まりである。 電車の切符って、自動券売機で買えないぐらい遠くに行く時に切符を買う手段が『みどりの窓口で駅員さんに頼む』しか無いの、意味がわからなすぎる。 モバイルSuicaでさえ、切符を買うことはできない。鉄道会社の範囲?をまたぐ移動をする時(静岡から神奈川に行く場合は熱海を跨ぐ場合)、一旦熱海で改札を出て入り直すか、紙の切符をみどりの窓口で買うかしか選択肢がないの意味がわからなくないか。 どう頑張っても