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思い出が参考書

こんばんは!
moyamoyaです。

今日、事前連絡なく実家から荷物が届きました。
息子たちの好きなお菓子と、休みのランチ用にとインスタント袋麺に、私の好きなチョコやコーヒーその他諸々。
きっと娘と孫の好きなものを詰め込んでくれたのだなと分かる内容でした。

それで何となく今日は、子育ての話。

今や私の背を抜いて、髭も生えるくらい大きくなった息子たち。
これまで失敗もしながら子育てしてきました。

そもそも子育てって、何を参考にするのか。

息子たちの幼少期は、すでに子育てに関する情報は手軽にネットなどで入手できる時代だったので、それらも使ったり、あとは知り合いの先輩ママさんに聞く、育児雑誌を読んだりもしました。

私の場合、無意識に参考にしているのが、
子どもだったときの自分と私の母親だなと思うのです。
どちらかと言うと、それが土台なのかも。

もちろん私の親世代の子育て論と現在では、変化しているものもあるけれど、それはそれとして。

息子たちと接していると、その時々の息子たちと同い年くらいの自分のことも思い出します。

その中で、当時の親から聞いた話や、親がかけてくれた言葉だったり、してくれたことの中で、
「嬉しかったこと」は私も取り入れる、
「嫌だったこと」はやらないもしくは他の方法に変えて伝える。
「もうちょっとここまでしてくれたらより嬉しかったのに」は、過干渉にならない程度に+αにするようにしています。

子どもの性格もあるので、全てがうまくいくわけではないですが、そこそこ打率はいいんじゃないかと思います。


季節の行事を大事にしてくれる親だったので、楽しい思い出はもちろん覚えていますが、今の息子たちの年齢と近いときのことで、忘れない思い出があります。

高校の修学旅行のこと。
海外へ行ったのですが、私の代から海外へ行くように変わったので、先輩に買い物を頼まれてしまい、さらに部活関係者のお土産も買うことになっていたので、限られた時間では足りず。
自分のものより家族へのお土産を優先に選び、最後自分には「行った記念にせめて」と、欲しいわけでもなかった物を買いました。確かセールのワゴンにあったポシェットみたいなものだったと思います。

海外ということで、きょうだいはお土産を期待してたのだと思いますが、結果的に、それぞれに買ったお土産はあんまり喜んでもらえなかったんです。
末の妹には小さいゆえ容赦なく「なんだ、こんなのか」と言われる始末。私の見る目がないのもわかるけど、
自分のことは後回しで選んできたのになと思いながら、私はベッドでふて寝…をしたフリをしていました。

すると母の声がして、きょうだいに
「せっかく買ってきてくれたのに」
「◯◯(私の名前)が自分に買ってきたものの方が、よっぽど大したもの買ってないよ」
と、私の気持ちを見抜いて言ってくれているのが聞こえ、その母の言葉で涙が出たのを覚えています。

母との思い出を参考にしていると、
当時の母の気持ちもわかるので、改めて感謝の気持ちも。


息子たちもいつか自分たちの子どもの育児で、
私との思い出を参考にするかもしれないと思うと、
家でいくらダラけた姿を見せてはいても、
最低限、人として、息子たちにとって恥ずかしくない親ではありたいなと思います。







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