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#都市経営プロフェッショナルスクール 合宿を終えて反省とこれからのこと。脱!厨二病

こんにちは。越後湯沢・燕三条で移住/転職支援の会社を経営しております。きら星株式会社 代表の伊藤綾です。

2024/9/7-8と北九州市は小倉に、1年間学んでおります、都市経営プロフェッショナルスクールの合宿があって行ってきました。

どんなことに取り組んでいるの?

公民連携課程ということで、9年続いているスクールなのですが、PPPやPFIなどの手法を用いて都市経営課題を解決するアプローチを理論や事例や実践から学ぶことができます。
豪華コーチ陣含め80人くらいの稼ぐまちづくりをしていきたい仲間と共に切磋琢磨できる環境です。
詳しくはこちらの記事でもさわりを記載しています。

合宿では何をやったの?

1.小倉のフィールドワーク
北九州市・小倉のまちを「ワンフレーズで捉え、解説を3分で」事前のオンラインゼミなどで約15人の仲間とチームビルディングを行いながら、フィールドワークをして発表をし、講師陣からフィードバックを受けるコンテンツ。

2.自分のプロジェクト発表
自ら取り組みたい都市経営課題に対しての発表を3分で、講師陣からフィードバックを受けるコンテンツ。

3.懇親会
これは任意参加ですが、これが実は一番のコンテンツだったのではなかろうかと思っています。1.2.についてはチームの誰かに振り返りのバトンを渡すとして、懇親会と合宿全体から得た内省を公開します。(以下、自分語りになりますので、興味のある方はご一読ください。)

大・反省会とこれからのこと

住みたいまちをつくる 仲間を増やす

弊社・きら星株式会社は、「住みたいまちをつくる 仲間を増やす」ミッションで移住支援・職業紹介を主な事業に、一部不動産賃貸(大家として)業も営んでいる会社です。2024年9月現在、設立6年目を迎え、7期目になっています。正社員も4名雇用し、新潟県内への約250名の移住サポートに乗ってきました。

弊社の事業モデル。BtoGが約5割、toB/toCの比率を上げようと経営改善中!

他の事業者や個人でできない部分を仕組み化して展開をするべく努力をしてきたので、それなりに結果も出て、調子に乗っているところもありました。

人件費の大半を行政受託にて稼ぎ、異動が前提の職員では対応しにくい移住相談窓口業務のアウトソースを受けています。そして人材紹介など民間ビジネスにてトップラインを上げ、まちへの再投資のための収益を得てきました。いずれ、民業だけで成り立つように地域での他のビジネスを育て、作っている最中ではあるものの、やはり見え方としては町からの受託業者

全国展開を目指して急いでいたこともあり、スタッフに任せられるようになったら町にいないこともしばしば。直接関係する方とは良く話をしているものの、地域の面識がない方とはなかなか話す機会を作っていませんでした。それ故に、知らない、よそ者の若い(と言っても起業時は33でしたが)生意気な女が正論を振りかざして好き勝手言ってる様は「敵を増やす」行為そのもの。町の受託業者なのに。と施策や政治に対しての発言を諌められることがしばしばあります。

正論を言うだけが全てではない

ここで、何が自分を形作ってきたのかを少しだけ紹介します。

伊藤綾のライフチャート(現在39歳)

生まれてこの方、妙に正義感が強く、いろんな「不」があると熱くなって、自分なりの正義を貫いて行動し、ものごとを成し遂げて来ました。できないことも力を身につけ、力で解決して来た成功体験があります。歳を取ると共に、妙な強さを得てきました。
芯があると評価をされ一部からは好かれ・憧れられることもあれば、おかしいことは言葉を選ばずにぶった斬って来たため、話をしたことのない人から嫌われ、いないところで悪口を言われ、時に怪文書などにも悩まされ、2020年頃からは見えないところから揚げ足を取ってくるアンチの存在がイラつきの原因になっていました。

ちょうど、今、そんな波が来ていたので、今回の合宿では、公務員や議員や、公民連携事業をやっている諸先輩にお悩み相談(ほぼ愚痴)をしていたのでした。

お悩み相談後の深夜のラーメン。

諸先輩方から言われたところは、笑顔で耐えること。我慢すること。相手をしないこと。様々なアプローチを助言していただきました。正論を言うだけが正義ではない、多様な受取り方をされるからこそ軋轢が生じるのだ、と。
自分は別のアプローチにした方が良いかと悩んでいたので、方針が固まりました。

原因は自分にある

2日目に、みかんぐみの竹内コーチから「コミュニケーションに課題があると思うから、そのへんうまく。」とお話をいただき。改めて反省しました。

今まで、なんでもかんでも正論を言って、ぶった斬ってきました。それが社会が良くなることだと本気で信じていたし、違うだろってものに折れて迎合することは負けだ、カッコ悪いと思っていました。

民間ビジネスだけでやっていく分には、それでも良いかと思います。好きな人とだけ付き合えばいいし、理解してくれる人だけ集めればいい。

だけど、なんでやりたいのか?地域社会を変えたいと思っているから始めたし、本気で変えたいと思っている。だけど、迎合しない人に噛みついて戦うことは、時にはかえって「変えたい現実」から変えられなくしているんだなということに直視することができました。

自分のポリシーを貫くことよりも、いまより一歩進めることが大事。
そこのエゴにこだわって、人間関係こじらせて、周りの協力者を日和らせて動けなくさせるってのは、地域社会を変えたいなら得策じゃないんだ。相手を変えられないのは自分に原因がある。
自分が、そこのこだわりを捨てて、変わらなければ。
最終的に、結果を出せばそれでいいんだから。

というわけで厨二病をやめて大人になります

今まで好き勝手言ってきたことを撤回するのも違うので、それはそれで残しておきますが、変えていきたいものがあるから我慢を覚えます。
色々言いたくなっちゃうことがあると思うので、同志を飲みに誘います。

言いたいことを言ってて、面白かったと言われるツイッターが、敵をつくりそうなことには言及しないものになっちゃうと思いますが、「あ、大人の階段を40前にして登ってるんだね」と生暖かく見ててください。

ご相談に乗ってくださった、9期の仲間のみなさん、OB、コーチのみなさん、改めてありがとうございました。
そして、飲みに誘ってください。我が町への視察もお待ちしています!
それでは、きら星の伊藤でした!

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伊藤綾(もや)
「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。