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精油のおはなし クローブ

日々の暮らしにちょこっと役立つ精油のご紹介ということで今日はクローブ について。

clove
クローブって一般的なアロマもですが、メディカルアロマでもあまり頻繁に使うイメージがありません。
用途が限定的なことと独特な香りが相まって、あえて使おうと思わない精油の1つかもしれません。
スパイスや漢方としてのクローブ(丁子)のほうが身近なのではないでしょうか。
私もコロナにかかるまでは興味がない精油でした。

主成分は
オイゲノール:鎮痙攣作用、鎮痛作用、麻酔作用、子宮収縮作用
歯医者さんのあのニオイです。
オイゲノールそのものは歯科領域で鎮痛消炎のために用いられています。

how to
子宮収縮作用があるため、分娩促進効果が期待されます。
また、麻酔作用もあるため産院や助産院で出産時のトリートメントに使われたりしています。
私も昨年の出産時に準備しましたが、
家族の立ち合いがなく助産師さんにもお願いできなかったため、痛みのピーク時には使えませんでした。残念。

日常的には抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用での利用が取り入れやすいでしょうか。とは言えやはり香りが生活に馴染みにくいので使わなくてもいいかな笑

個人的には今年はオレンジポマンダーに挑戦してみたいと思っています。

scent
実はいい香り!?なクローブ。
探してみるとクローブを使った香水が意外とあるんです。
スパイシーな香りの奥にある甘さがブレンド次第で引き立つんでしょうね。
以前はバニラの香りの主成分であるバニリンを合成する過程で使われていたそうです。
柑橘系やスパイス系と合わせたらいいアクセントになりそう。
ナデシコやハマナスの花にもオイゲノールが含まれているんですって!
今度嗅いでみなくては。

クローブについて、おしまい。
どなたかの生活がちょっと豊かになるといいなあと思いながら、香りのおはなしをお届けしています。

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