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第8回ドラゴン映画祭
我らが『追い風ヨーソロ!』、先日行われた「第8回ドラゴン映画祭2023」に参加してきました。
西成SPACE☆HOUSEにて開催されたイベント。週末に一気に気温は下がったものの、青空広がる映画日和。
招待作品の『竜二』(1983年・川島透監督)など22作品が2023年11月24日~26日の3日間に渡って上映されました(24日は前夜祭)。上映の後には監督や出演者による舞台挨拶もあり、映画好きにはたまらない濃密な時間と空間でありました。
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『追い風ヨーソロ!』は25日の朝9時のスタート。前夜祭を除けばトップバッターとなります。早い時間からご来場くださいました皆様、本当にありがとうございます。
舞台挨拶には愛海・八洲・大野が登壇。以前にも書いたのですが、本作は高知県安田町の大心劇場で観る前提で作られたもの。大阪の地で、高知に縁や思い入れの無い方々の眼にどう映るのか不安はありましたが、いただいた拍手は実に暖かく安心したものです。
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夜になると3フロア・3スクリーンのうち、1階会場が音楽ライブステージとなります。
いずれも個性爆発な5組のアーティストの中でもダントツの最年長が我らが豆電球。『追い風ヨーソロ!』の主題歌で一気にオーディエンスを掴み、あとはもうそれを離すことなく30分間を駆け抜けました。
映画作品と同様、彼にとってもここはアウェーのはずなのですが、会場内すべてをその深い懐に取り込んでしまっていました。
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コロナ禍も乗り越え8回目を数えるドラゴン映画祭。今後ますますの発展を祈る、までもなく信じています。
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『追い風ヨーソロ!』
【出演者】
大野仁志 我妻美緒 山川竜也 八洲承子 愛海鏡馬 豆電球
【大心劇場】
〒781-6427 高知県安芸郡安田町内京坊992-1
http://wwwc.pikara.ne.jp/mamedenkyu/
【あらすじ】
1889年、安田村。唐浜では通りすがったお遍路の男に看取られながら、ひとりの女が息を引きとった。そして安田川のほとりでは安田村を離れていた兄弟が偶然の再会を果たしていた。その前に父の仇だと刀をかまえる女が現れた……。
時は流れて現在、安田町。かつての安田村にいた面々と同じ顔をした者たちが集ってくる。他人の空似か、あるいは前世か。交錯する過去との因縁。時を超えて、彼らを包むように風が吹く。
全編高知・安田ロケ、上映は大心劇場による地産地消映画がここに誕生!
【ノミネート】
高知新聞社などが主催する「2023年 県民が選ぶ映画ベストテン」に『追い風ヨーソロ!』が、ノミネートされています。こちらもよろしくお願いいたします。