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『Happy Old Year』 今タイ映画がアツい!!~禅・禅・禅世~

本日紹介する映画は、『ハッピー・オールド・イヤー』、Happy Old Year!

久しぶりに映画紹介させて頂きます。Netflixにて鑑賞。最近追加された作品で、日本では去年の12月に公開された映画です。公開当時から気になっていたので、半年も経たずに見れてまさにハッピー。

なぜ、気になっていたかというと映画のポスターがオシャレ。単館の映画館に行ったときに、ポスターが目に留まったのを覚えています。

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作品を見てみて、いきなりびっくり。ミニマリズムに関する話だったので、てっきりヨーロッパとかアメリカの映画だと勝手に思い込んでいました。タイの映画だったんですね、、、

最近までタイの映画はおそらく見た事がなかったのですが、ここ1ヶ月ぐらい前に『バッド・ジーニアス』という、こちらもタイ映画を見たばかりでした。この『バッド・ジーニアス』も『ハッピー・オールド・イヤー』も剛力彩芽さん似のタイの女優さん(以下、剛力彩芽とする)が主演です。今までタイ映画を見たことがなかったのに、ここ最近で2作品に出会えたので、タイ映画のブーム到来を勝手に予想させてもらいます。笑


『ハッピー・オールド・イヤー』のあらすじ。デザイナーの剛力彩芽は、スウェーデンでの留学生活中に、ミニマルなライフスタイルに感化される。帰国後、仕事を始めるにあたり、実家をミニマルで洗練されたオフィスに改装しようとする。しかし、家には、友人からの借り物、元恋人との思い出の品、家族を置き去りに家を出た父親のピアノなど物が溢れかえっていたのだった。

剛力彩芽が、断捨離を通して友人や元恋人との再会を果たし、ヒトとして成長していく物語です。

ミニマリストである剛力彩芽は、毎日同じ服を着ています。ポスターに載っている通り、白のプルオーバーのシャツにネイビーのゆるっとしたパンツ。毎日同じ服装だけど、似合っているし、自分のスタイルを確立していて格好良かったです。

初めは、モノに宿る思い出や、貰い物を構わず捨ててしまっていた剛力彩芽が、借りたものを返したりする過程でモノに宿る想いや思い出を大事にしていこうと考えを改めていく様子にグッときました。しかし、逆もまた然りで、断捨離をすることで、過去を捨て未来に前進する必要もあるのだと映画では訴えている気がします。それが、元恋人と過ごしていた時に着ていたTシャツや父親のピアノを捨てることに繋がったのではないでしょうか。


実際にタイでミニマリズムがどれほど流行っているかはわかりませんが、アジア人は、西欧やアメリカのライフスタイルに憧れがちな気がします。何でもかんでも考え方や習慣を取り入れるのではなく、中庸が大事だというアンチテーゼ的な映画だったんじゃないかと思いました。

ミニマリズムの発祥を調べてみると、はっきりとはわからないのですが、日本の仏教や禅の思想から来ているという考えもあるそうです。日本人の私からすれば、現代の日本がミニマリズムの国とは思えませんが、欧米に比べて家が小さかったりしますし、質素倹約が美徳だなんて考えもありましたからね。あながち間違いじゃないのかもしれません。


タイ映画といえば、Twitterでちょっと前に、『あるメイドの秘密』The Maidというタイのホラー映画が独特で面白いというつぶやきを見たばかりでした。こちらの作品もNetflixで鑑賞できるようなので、また記事を書こうと思います。

みなさんも「タイ映画」注目ですよ。それではこのへんで。

待望の?第二弾はこちら!(2021.4.25)


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junya
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