「LA LA LAND」を観に行ったはなし。ララランド、ここが僕らの理想郷!!

今回は「LA LA LAND」を映画館に観に行きました。

1月の始めからドルビーシネマで再上映していると聞いていつ行こうかと楽しみにしていました。ララランドは人生で2番目に好きな映画。2017年公開当時に行ったのとNetflixで見たので、今回が3回目の鑑賞でした。

久しぶりの映画館での鑑賞。最近はサブスクの充実や外に出づらいこともあり、ネットフリックスばっかり見がちです。しかし、大画面と音響の影響からか映画館の映画は、家で見る映画より2割増しぐらいで面白く感じます。おそらくお金を払っていることもあるんでしょうが…

でもやっぱり映画館で見る映画はいい。映画だけじゃなく、その時一緒に見た人やその時の感情まで思い出になる。そして、もう一回サブスクとかで見たときに、「ああ、あいつと見に行ったなあ」とか「一人で公開初日に早起きして行ったなあ」とかその時の感情が甦る。ということで、みなさんも映画館で映画観ましょう。

私の場合、公開当時行ったときは、大学生で同じ大学の好きな子と行ったので、思い出の映画です。付き合う前だったので、緊張していたことを憶えています。ちょうど同じ季節の冬だったことまでしっかり覚えてます。今回は独りです…

そんな思い出の映画なので、思い出補正でおもしろかったのかも、3回目だから楽しめるかな、飽きないかな、なんてちょっとした恐怖心を胸に映画館に向かいました。もちろん、サントラを聴きながら気分をぶち上げて行きます。当時、映画館で見終わった帰り道でサントラを買ったのもいい思い出...

ギリギリに劇場に入ろうと思い、上映開始時間ちょうどに着きました。入口のお姉さんにチケットを見せると劇場が違うと言われました。慌てて劇場2から1へダッシュ。あのハイウェイのシーンを見逃すなんてあってはならないこと。久しぶりに全力で走り無事間に合いました。そして上映開始。

最初の高速道路のミュージカルシーンから鳥肌もの。歌とダンスがすごい。知っているシーンなのにやっぱり映画館だと感動。行きの電車で考察を読んで知ったのですが、あのシーンは夢を追う若者たちのメタファーだそうですね。アメリカのたくさんの若者が夢を追っているがなかなか前に進めない様子を渋滞で表しているそう。故にそのシーンでは若者しか出てこない。すげえよチャゼルさん。

監督のデイミアン・チャゼルの代表作は、こちらも音楽映画「セッション」。この映画はララランドとはまったく違うタイプの映画ですが、大好きです。狂気という言葉がぴったり。また、意外と知られていないのですが、ララランドの主演ライアン・ゴズリングと再びタッグを組んだ「ファースト・マン」もおすすめ。月面着陸のアームストロングの話です。

主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーン。どちらもこの映画を見てファンになりました。このコンビは共演も多く「ラブ・アゲイン」、「L.A. ギャングストーリー」でも恋人役を演じている。「ラブ・アゲイン」もめちゃめちゃおすすめ!エマ・ストーンがかわいい!

ララランドのあらすじは、エマ・ストーン演じる女優を目指すミアとライアン・ゴズリング演じるジャズピアニストで自分のジャズバーを持つことを夢見るセブが、ロサンゼルスの街で、偶然の出会いを重ね、お互いに惹かれていくというもの。もうエマ・ストーンがとにかくかわいい!2人でタップダンスするシーンとか最高ですよね。

しかし、ライアン・ゴズリングもすばらしい。彼の哀愁漂う表情といったらたまらないです。バンドのライブに来たミアを安心させようと見せた笑顔、ラストシーンで去っていくミアに向けた笑顔。笑顔の中に見える悲しみがすごいです…

ララランドは中盤にもしっかり歌唱シーンがあり飽きない。2人がセブのピアノで「city of stars」を歌うシーンが好きです。歌ってる途中で二人が笑っちゃうシーンがあって最高かよって感じです。サントラでもちゃんと笑い声が入ってて、そこを聞くと毎回にやけちゃいます笑

そして、やはりこの映画で注目されるのはラストシーン。2人はお互いの夢を叶えるために別れてしまうのですが、5年後に人気女優となったミアはセブが開店した店で偶然の再会を果たすのです。ミアが提案した店名になっているのが泣けます。あんなに嫌だって言ってたのに。しかし、ミアの横には夫が…

たまにこのエンディングが嫌いという方がいますが、これだからいいんじゃない!? 何度も言っていますが、ハッピーエンドよりもほろ苦いハッピーエンドの方が私は好きです。夢まで叶えて、そのまま結婚しちゃうなんて、人生そんな甘くないよ笑 それにこっちの方が映画に深さというか奥行きが出ますよね。視聴者に色んなことを考えさせてくれる。それこそ最後に2人がもしそのまま付き合っていたらのシーンが流れたように。ただのハッピーエンドの映画とは違い色々な妄想を掻き立ててくれますよこういう映画は。

さっきも言いましたが、最後の2人が見つめ合い微笑み合うシーンが何とも言えない感情にさせてくれます。お互いが5年間経っても心の片隅で思い合っていたことがわかりますね。

とりあえず、ララランドを見てない方も一回見た事ある方ももう一回見てみては。初めて見たときあの妄想ラストシーン混乱しませんでしたか?笑    「どっちがホントなの!?」みたいな笑 私には衝撃でした。そんこともあり2回目以降の鑑賞はゆっくりあのラストシーンを楽しめるのでおすすめです。

今回の鑑賞で人生で1番好きな映画になりかけています。

それではこのへんで。



いいなと思ったら応援しよう!

junya
スキしてもらえると喜びの舞を踊ります。