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『人斬り』目的なき行動の末路<★3.6/5、2022年11本目>
<映画情報>
『人斬り』1969年
監督: 五社英雄
<1文内容紹介>
「先生」に唆された以蔵は、目的を説明できないまま人斬りを繰り返す
<ネタバレ感想>
三島由紀夫が映画に出ていると聞いて早速鑑賞してみた。
「先生」である土佐勤王党の武市半平太に唆されるままに殺戮を繰り返す岡田以蔵が、思慮のない行動を繰り返したために疎まれ、逆上して自立を試みるも失敗、最後は覚悟を決めて罪を自白することでやっと「先生」と訣別する。
自分で目的を考えることなく行動すると、いかに実力があったとしても良い結果が伴わない。
結局は自分の頭で考え、決断を下さねばならないのだ。