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映画【そばかす】名セリフ

30歳の蘇畑佳純は物心ついた頃から恋愛がよくわからず、いつまで経っても恋愛感情が湧かない自分に不安を覚えながらもマイペースに生きてきた。大学では音楽を志すも挫折し、現在は地元のコールセンターで苦情対応に追われる日々を送っている。妹が結婚・妊娠したこともあって母からは頻繁にプレッシャーをかけられており、ついには無断でお見合いまでセッティングされてしまう。そこで彼女が出会ったのは、結婚よりも友だち付き合いを望む男性だった。

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観終わって、時間が経ってからじわじわとこみ上げるものがある不思議な作品。
あの時の蘇畑さんの感情はどうだったんだろうとか、色々と考えるけど答えは出ない。

(太文字が映画の中の台詞です。
台詞の紹介なので基本全てネタバレです。ご了承を。)



私は逃げてる方が 
共感できるから


トム・クルーズの【宇宙戦争】での走り方を熱弁する蘇畑さん。
確かに【宇宙戦争】のトム・クルーズはただの一般市民ですもんね。
ただただ逃げて、家族を守る。
そして観ている私たちも【宇宙戦争】がもう一度観たくなるという。

他の作品のトム・クルーズは
何かに向かって
ばーって走るんだけど
「宇宙戦争」は 必死で
ただただ逃げてるんです
私は逃げてる方が
共感できるから


それでいいやって思えました

蘇畑さんの作った【シンデレラ】を観た天藤さんの言葉。
不思議とこの二人の距離感が観ていて心地よかった。

おんなじこと考えてる人
いるんだなあって
おんなじような人がいて
どっかで生きてるんなら
それでいいやって思えました


最後に感想

蘇畑さんが作る空気感がいつも心地よくて、人付き合いが苦手な私でも蘇畑さんならお友達にならせてもらいたいと思ってしまう位。
なんて人たらしなんだろうか、蘇畑さんは。
それでも、異性と一緒にいれば恋愛・結婚とひとくくりにされてしまうのは普通でも息苦しいよね。
個人的には母親と妹が苦手だった。
勝手にアウティングとかしないでよ。
しかも間違ってるし。
あと、主演の三浦透子さんはやっぱり歌もものすごく上手い。
演技も歌も上手いとか羨ましい限りです。
ステキな人だ。

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