【マダム・イン・ニューヨーク】何事も"初めて"は1度だけ。
マダム・イン・ニューヨーク
インド / 2012年
監督:ガウリ・シンデー
シュリデヴィ
アディル・フセイン
メーディ・ネブー
アミターブ・バッチャン
・ネタバレなし感想
少し前にこの映画を私のnoteも見てくださってる方にオススメしたんですが、6年前に見た(言い訳ですが...)のもあり「インド映画だけど踊らないです。」って言っちゃって久しぶりに見たら最後の方で踊ってました...。間違えたお詫びとちょうど資格の勉強中で前見た時以上に好きに思えたので改めて感想を!
・こんな方にオススメ!
分からないことに挑戦したり、新しいことを始めたくなる映画。前向きな気持ちになりたい時にぜひ!
⚠️以下、ネタバレ含みます⚠️
・好きなシーン、セリフ、キャラ
私は映画を"初めて"見る時をすごく大切にしていて、何度も見て深めることは出来るけど"初めて"の衝撃や感動や緊張感は1回きりしかないと思っていたからこのセリフは印象に残りよく覚えていた。まだ日常生活では"初めて"のことは苦手で楽しむ余裕はないけど、映画くらい楽しめるようになりたいなと思う。あと英語の分からないシャシのために「ミッション:8ミニッツ」のセリフを訳しながら演じるシーンも好き(笑)
生まれた国や年齢や職業が違っても、一緒に学び応援し合い間違いを正し合える関係がすっごく素敵!こういう友情は中々築けないから羨ましい。「雨の朝巴里に死す」を見に行ったり覚えたての英語で話したりする様子も、曲と一緒に流れるみんなの仲良い様子(↑の写真のシーン)もすごく好き。
スピーチの内容も英語で話す姿も、スピーチを聞いた周りの人達も素敵だった。シャシが英語で話すのが好きなので全部は引用しなかったけど、その後のローランとの会話も含めて、シーンもセリフも考え方もすごく素敵。ローランと過ごす様子も良かったけど、家族と自分を見つめ直し家族の元に戻って良かった。
・ネタバレあり感想
インド料理が美味しそうで食べてみたくなるし、シャシのサリー姿が綺麗で素敵!普段着の色んなサリーを見る機会は中々ないから見ていて楽しかった。それと映画のストーリーに沿った音楽(歌)もポップでいい曲ばかりで楽しい。その印象が強かったからつい踊らないと覚え違いをしていたのかも(笑)オススメする時は気をつけなきゃと思った...。私はこの映画しか見た事なかったけどシュリデヴィさんは300本以上の映画に出たインドの国民的女優らしい!すごく綺麗な方だし他の映画も見てみたい。
馬鹿にされたり、分からないことに戸惑ったり、準備しても焦って上手くいかないシャシの姿に共感した。だからシャシを下に見て馬鹿にする夫や娘が嫌で「シャシが可哀想。早く改心して欲しい。」と思っていたから、人を変えようとするんじゃなく自分が変わり成長するシャシの姿がかっこよかった。シャシが英語を分からなかったように、夫や娘はシャシのことを分かっていなかった。"分かろうとする"ことが大事なんだと思えた。傷ついたことも、ただ悲しんで終わるより変わるチャンスだと思えたら"嫌な経験"じゃなく"良いきっかけ"にすることができると感じた。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?