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体脂肪計についての補足

過去の「体脂肪計」に対する記事について
お客様より質問を受けて、
もう少し丁寧に答えていきたいと思います。

体脂肪計に関する過去記事はコチラ☟
https://note.com/movelab/n/n6180bac5e9ac


Q:参考値って事は、家庭用の体脂肪計って意味ないの?

A:私が参考値程度に考えておきましょうと
お話しした理由について、
もう少し詳しく解説しましょうね。

体組成計の原理は微弱な電流を人体に流して
抵抗を測定する生体電気インピーダンス(BIA法)。

水分が多い筋肉は電流を通しやすく、
水分が少ない体脂肪は電気を通しにくい
という性質を利用し、

まるでスキャンしたように
筋肉と体脂肪の様子を浮き彫りにするものです。

電流を6種類もの周波数で流すのですが、
同じBIA法を用いる家庭用体組成計でも
大半は1種類のみなので

精度としては参考値程度で考えると良いですね。
という結論を出しました(^^♪

あなたが熱心に自己管理のために
体重計やその体脂肪計を
一つの指標やモチベーションのために
用いる事について私は賛成です。

※ここからはそんなあなたへの提案です。

その上で
カラダの現状を知るために、
こんな方法はいかがでしょうか?

あなたは筋肉量をチェックしたくて体組成計を使っているわけです。
そこで片足立ちでの筋肉の衰えをチェックする方法をご提案したいと思います。
雑誌などを重ねるとなどをして
高さ40㎝の台を作り座ります。
両腕を胸の前でクロスし、片足を前に伸ばします。
上体をなるべくまっすぐにし、その場で立ち上がります。
左右ともに行います。

それができたら高さ30㎝→20㎝→10㎝の台でトライしてください

こちらの指標はWBI(Weight Bearing Index)。
日本語で「体重支持指数」と言います。
自らの体重を支える下半身の筋力(正確には膝関節を伸ばす大腿四頭筋の筋力)を示すものです。
下半身には筋肉の2/3(全体の60%)が集まります。
老化は足腰からくるように、下半身が衰えると生活動作の動きが大きく制限されてしまうため、ゆくゆくは残りの1/3である上半身も弱くなる可能性が高いと考えられているからです。
WBI測るやり方は、40・30・20・10㎝の台から片脚での立ち上がり。

① 10㎝の台から立ち上がれる:
WBI推定100% 。
高齢化しても自分の体格(体重)を支えられるだけの筋量(筋力)がある
② 20㎝を立ち上がるのが難しい:
WBI推定90% 。
跳躍が伴うスポーツをするなら、もう少し筋力が欲しい 。
③ 30㎝を立ち上がるのが難しい:
WBI推定80%。
走る際はジョグから始めましょう。
④ 40㎝を立ち上がるのが難しい:
WBI推定60%。
ウォーキングから始めましょう。

いずれも100%未満なら足腰からさっそく基礎練習としてピラティスをスタートさせていきましょう 。

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