トロント雑記〜空白の時間〜
人生の中で
ここまで空白の時間を持つことは
考えてみると初めてかもしれない。
——
2月10日からの8日間
トロントに行っていた。
渡航ギリギリまで働いていたのと
帰国したら即引っ越しをする関係で
ドタバタのまま羽田空港へ向かう。
最初の数日間は
ミシサガ(トロントの隣の市)に泊まるのだ。
少し前に巨大なスノーストームがトロントにきていたので
あらゆる防寒対策をしていく。
時差ボケでテンションが変
ピアソン空港に着いたら
そのまま彼氏にピックアップしてもらい
荷物を置いて夕ご飯へ。
やっぱりピザはトロントのが美味しいと思う
驚いたことに
初日だというのに
きゃーーートロント久しぶりーーーー感は全くなく
違和感もなくするっと馴染んでしまう。
(まあまだ帰国して4ヶ月だしね)
(ていうかここトロントじゃなくてミシサガだし)
翌日はそのまま近所のモールに出かけた。
特別な予定はなかったのだけど
ただ人の流れを見てるだけで楽しかった。
タコスもこっちの方が美味しいと思う
あと日本にもこのフライが欲しい(超絶旨いが高カロリー)
あるのかな?
ふと
自分の顔に奇妙な筋肉痛を感じる。
久しぶりに英語で喋ろうとしてるからか
日本語とは違う筋肉の酷使で筋肉痛になってるようだ。
いかに普段英語を使ってないか(悲)。
話は変わるが
今回の旅行に際して
わたしは勝手に裏テーマをいくつか設定していた。
(メインテーマは遊ぶこと)
そのまず1個目が
パートナーと”生活”すること。
(赤裸々かよ)
実は
まだ付き合ってそんなに時間が経っておらず
“朝起きて夜寝る”という
普通の生活サイクルをしたことがなく
ようやくできるタイミングが来たのだ。
結果。
たった数日間だったけど
発見が色々あり
アクシデントも色々あり
かなり深い話もした。
ただ楽しいだけじゃない
これからの未来のこと
(もちろん未来はどうなるかわからぬが)
お互いに色々話せたのは純粋に良かったし
得るものがたくさんあった。
こうやって
パートナーシップは少しずつ作られていくんだなあと
しみじみ思う。
その後
ミシサガからトロントへ移動する。
TTC(トロントの交通システム)も
なんの違和感もなく乗る自分。
まだトロント住んでるんじゃないかな?とも思ってしまう。
そのままゆかさん宅へ。
これから帰国まで、ゆかさん宅に泊まらせてもらうのだ。
ここでもびっくりするくらいすぐ馴染む
友達の赤ちゃん見に行ったり
ヌードル食べに行ったり
(でも行きたかったフォー屋さんが一時閉店してた 涙)
カフェ行ったり
毎日入れ替わり立ち替わりで
色んな友達がゆかさん宅に遊びにきてくれたり
食べる・飲む・ゲーム(・たまにガチトーク)を繰り返す日々。
餃子作りーの
エッグベネディクト食べーの
本気のニンテンドースイッチ(ダンスゲーム)
時折マジトーク
そしてこの滞在の2個目の裏テーマ。
念願だったゆかさん主催のGirls お茶会に出席した。
お茶×思考オタク×写真 と
ゆかさんの好きなものを全部詰め込んだ企画で
ゆかさん一押しのお茶を飲みながら
毎週みんなで思考オタクを極めよう(?)
というもの。
(ちなみにゆかさんはフォトグラファーなのだ)
ものすごい恐縮なんだけど
特別ゲストという形で出席させてもらった。
高確率で旦那さんロッキーのお菓子が食べれる
(写真が下手っぴなのはお許しを)
今回のお茶会テーマは
「恋愛に対する自分の思い込みを壊そう」
というもの。
わたしが今の彼氏と出会うまでのあれこれを
少しお話しさせてもらう。
そしてでてくるでてくる色んな人の色んなイコール。
わたし含めみんなどの辺でつまづくのか
ものすごく参考になったなあと。
話が止まらない。
(ちなみにこれの東京支部ができたらいいなあという構想がわたしの中にある)
参加していたどの人も
精一杯自分の人生を楽しむにはどうしたらいいのか
めっちゃ思考錯誤してて。
絶対みんなのこと応援したいとそっと心に誓った日だった。
そんなこんなで
あっという間に帰国の日になってしまった。
早かった1週間
10月の帰国の時と
お見送りメンバーが全く同じで
デジャブを感じた(爆)のと同時に
トロントに行って、住んで
本当に良かったと
何のひねりもないけど
心の底から思った。
——
さて
一番最初に書いた
空白の時間について話題を戻す。
10月にトロントから本帰国して4ヶ月
あまりにも怒涛の日々で
なかなか生活が安定せず
すぐ働いてもいたので
実は今までのことを振り返ったりする時間が
これまで全く取れなかったのだ。
(即働いたのはこの2月の旅費を稼ぐためだったのだけど)
そして
3個目にしてこの旅行最大の裏テーマがここで出てくる。
この旅行を機に
仕事の契約も一旦終わるし
今までのこと、これからのこと
“自分のことをじっくり考える空白の時間を取りたい”と
静かに心に決めていたのだ。
留学はある意味
ずっと特殊な環境に身を置くので
イメージとしては
マリオのスター状態(あの曲とともに)でずっと生活する。
わたしもやはり御多分に洩れずそうなっており
そのハイテンションがあったからこそ
帰ってきて即働けたりしたのだと思う。
(まあ2月にトロント来たかったしね)
でもやっと
マリオのスター状態から
腰を据えて自分の未来のことと向き合う準備ができた。
正直
ここからがやっとスタートだと思っている。
——
空白なんて
かっこいいこと言ってるけど
要するに今完全にニート(兼ヨガインストラクター)なので
正確にいうと
そりゃ底知れぬ不安(主にお金)がある。
だけど
わたしは元々
不安定が嫌いで怖くて
受かる範囲の高校受験・大学受験・就職活動をしてきた人間だ。
そんなわたしが
いきなりヨガ教えてみたり
カナダ行ったり
国際恋愛したり
ついには超絶不安定なニートにもなっている。
ここまで来たら
やっぱ不安からの行動じゃなくて
本当にやりたいことを
もっと追求していきたいと思ったのだ。
そして文字通り
本当に今日から
(何故なら引っ越しで昨日までドタバタだったから)
このブログを書きながら
ゆっくり今までのことを振り返っている。
さてどうするかな。
空白の未来。
——
空白を持つことを
怖いと思う人は多いと思う。
もちろんわたしもそうだ。
でもあえてやってみようと思う。
自分で経験してみて
それをいつか
またわたしの言葉で
何か発信できたらいいな。
とりあえず
この空白の時間を
止まらずに進んでみる。
いつか
みんなの役に立ちますように。
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