わたしのキャラのお話
わたしは今の自分が大好きである。
年々好きになっていっている。
おそらく、それは非常に幸せなことなんだろう。
以前、「マリエンヌの昔話」という記事で
『学生時代「意図的に」とあるあだ名で自分のことを呼ばせていた』
そんなことを少し書いていた。
今日はそれについて
もう少しだけ書きたいと思う。
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わたしの名前は「まりえ」という。
今はこの名前が大好きである。
ただ昔は何故か
名前で呼ばれることが非常に恥ずかしかった。
その当時は
何故名前で呼ばれるのが嫌なのか
うまく言葉にすることができなかった。
ただひたすら「隠しておきたい」
そんな感覚だけがあった。
だから積極的に
自分の苗字のあだ名で呼んでもらうようにして
「何か」から自分を守っていた。
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大学へ入学し地元を離れた。
全く一から新しい人間関係を築いていく。
その時に初めて
「あ、下の名前で呼んでもらってもいいかもしれない」
何故そう思ったのか
その時もわからなかったが
自分からあだ名指定をやめて
「まりえ」と呼ばれることが多くなっていく。
それと同時に
自分でも知らない自分の一面にも
どんどん気づいていく。
おっちょこちょいであること
すぐ道に迷うこと
お酒に強かったこと
めっちゃよく笑うこと
そして大きかったのは
「自分は女性である」ということに
あらためて気づいたこと。
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元来の性格(超真面目かつ責任感が強すぎる)に加え
様々な事情により
「自分だけはずっとしっかりせねば」
「弱いところは絶対に誰にも見せたくない」
それをずっと抱えていた小・中・高。
わたしの中で
「まりえ」という女性らしい響きの名前が
自分の中の「弱さ」を刺激するものになっていた。
なので
どうにかして自分を守っていたいと
自ら積極的にその名前を呼ばせないようにしていた。
※女性=弱いを言いたいわけじゃなく、わたしの中で何故かそう結びついてしまっていたということを表現しています
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名前で呼ばれるようになって
わたし自身はどんどん楽になっていった。
ただ次に待っていたのは
過去の自分とのギャップだった。
地元に帰るたびに
「以前」の自分が出てくる。
しっかりしてるわたし
甘えないわたし
それで振る舞えなくもないんだけど
あれ?すごく居心地が悪い?
だけど「まりえ」の部分を
ここで出してもいいのか?
みんなにがっかりされる?
こんなこともできないのかと呆れられる?
数年間
このギャップをどうしたらいいのか
ひたすら格闘していた。
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これをどうやって解消していったのか。
正直、自分でもよくわかっていない。
ただ一つ言えるのは
もう「まりえ」で生きていきたい
そっちの方が絶対に楽しいと
心の底でわかっていたから
どこに行っても
そのままの自分でいることを徹底していた。
その積み重ねが
現在につながっている。
わたしはまりえが大好きである。
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何故今回これを書いたのか。
最近色々な人の話を聞いていて
○○をしたいのに自分のキャラと違いすぎてできない
わたしは▲▲が好きなのに言えない
そんな感じの話をたまたまよく聞いていて
今のわたしはシンプルに
やりたければやればいい
好きならシンプルに好きと言えばいい
そうとしか思わないんだけど
そう言えば
自分の作り上げてきたキャラと
本来の部分のギャップに戸惑っていた時期があったなあと思い出したからだ。
そして
キャラを壊せ!
とも実はわたし思ってなくて。
だってそれもその人の一部分だから。
過去のわたしも、あれはあれでわたしなんだよね。
色々経て
色々性格が同居した状態の「まりえ」になってて。
皆さんも
きっとそうなんだと思う。
めっちゃキャラにギャップがあっても
(例:よくびっくりされるんだけどわたしはこの顔ですが雪国出身です。沖縄じゃありません)
それも全部自分。
素直に口に出しちゃっていいのです。
少しずつ皆さんも
自分自身のギャップすら
楽しんでいけますように。
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