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【自民に入れるな!】#3 投票するというコトの「責任」

(このシリーズのアーカイブはコチラ↑からどうぞ)


 公示直前の記事ですが、自民の森山幹事長が「当選して戻って来た裏金議員は役職に登用するコトもある」と発言し批判が殺到しました。

「選挙を経て国民の信任を受けたということで、差別が続いてはいけない」

などとワケ分からんコト言ってるように思う一方で、私個人としては「そらそうよな」というキモチもあり、なんならどちらかというと後者の感想が大きいです。


 もちろんそれを是認するつもりはなく、当選したら裏金問題が解決するなんて許すワケが無いですが、発言しているのが「自民党幹事長」の森山氏であり、彼が言う「役職」が党の人事を指すのだとしたら、それは自民党という組織内の話なので、「勝手にすれば? 」というキモチなんですよね(それが閣僚人事にまで及ぶと話は変わってきますが)。

 もし森山氏の戯言が実現しないようにするためには・・・

 そう、このシリーズのテーマ【自民に入れるな!】に尽きるのです。


 今、選挙が行われている現在、裏金議員(を含む全ての候補)の行く末は、私たちの一票にかかっています。 とかく市民の想いを汲もうともせずに政界の都合で悪政を進める時、どんなにムカついてもどうにもならなくてもどかしくなったりしますが、選挙中の今現在においては彼らを生かすも処するもコチラ(市民、有権者)次第

今、ボールはこっちが握っています


 だから単純に、落選したら役職復帰も無いし「禊」とやらも済まないので万事解決。 だって言うじゃないですか、「落選したらタダの人」って。

 逆に言えば、当選するコトが全ての選挙において、それが果たせたらそれまでのアレもコレもオールオッケー♬ って政治家が思うのも仕方がないコト。 選挙で主権者たる市民から多数の信任(=票)を得たのだから。


 そうならないためにも、選挙は大事
 それだけ私たちが持つ1票の「責任」は、重いのです。


 「鶏が先か卵が先か」なんて言葉が有ります。 今の政治がここまで堕落したのは勿論政治家のせいですが、そんな人に信任を与えて国会に送り込んだのは、紛れもなく投票した有権者。 その点において現在の政治の体たらくは有権者が、より悪いと言えるのではないでしょうか。

 今回の裏金問題等の不祥事が起きると、やらかした政治家にガッカリとか、それを捕まえられない検察にガッカリとかいう声がアチコチから出ます。 それはそうなのですが、私たちには「投票」というより落選させてタダの人にできるチカラが有りますし、自らの手(=票)で鉄槌を下さなければならない責任が有ります。


 政治を良くするために最も必要なのは、私たち市民の「一票」。 
 その「責任」「覚悟」を持ったうえで、選挙にいかなければならないのではないでしょうか。


問われているのは、私たちです



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