【レポート #40】長野県・松川村議会議員選挙レポート(2022 3.20)
なんと、昨年の衆院選取材以来、約4か月半ぶりの取材です。 新型コロナ第6波拡大の影響で本職からの規制を受けて活動を制限されていたためでありまして、私が選挙レポート一本で喰っていけていればそんな制限をされるコトも無いのでしょうが、そんなのは夢のまた夢・・・ やれる範囲の中でもがくしかないのが現状です(涙)
まぁ私の愚痴は置いといて(汗)、久しぶりの取材は小さな自治体の村議選。 事前に調べた限りでは争点らしきものが全く見つからなかったので現場に着くまでは全くモチベーションが上がらなかったのですが、始めてみれば取材は楽しいし現場に行けば何かしら見えてくるものです。
久しぶりの選挙レポート、私にも読まれる皆様にも負担がかからないようにライトな仕上がりにしています。 ただ、それなりに面白い情報も入っているので読んでいただきたく。
◆概要
まず最初に申し上げなければならないのは、長野県南部にある松川町とは別の自治体であるというコト。 長野県民でも間違いやすいのです
面積:47.07㎢(長野県 第67位) 北安曇野郡に属し、大町市、安曇野市、池田町と隣接
人口:9,646人(長野県 第35位) ※2022年3月1日現在 近年やや減少傾向だが1990年からは2割弱増加している
平成22年度の国勢調査で男性の平均寿命が82.2歳と当時の全自治体中1位となった
絵本画家いわさきちひろと世界の絵本画家の作品を収蔵する世界最大級の絵本美術館「安曇野ちひろ美術館」がある
2010年、スズムシの捕獲を原則禁止する条例が施行された
衆議院は長野2区に属し、
下条 みつ(しもじょう みつ)氏を選出し、
務台 俊介(むたい しゅんすけ)氏が比例区当選しています。
◆立候補者(12/13名)
◆POINT 無投票の公算が一転、選挙戦に
小さな自治体の議員選挙ではありがちなのですが、村内の各地区で候補者を一本化してから選挙に入るのが慣例になっている模様。 したがって当初は順調に候補者が各地区から出そろい無投票の公算が強かったのが先月に1名が「無投票ではいけない」と立候補を決意。 一転して選挙が行われました。
◆前回(2018年)の結果
前回は無投票当選。 2期連続で無投票はサスガにマズいかと・・・
私自身は各地区毎に候補者を選出するという行為自体は否定しませんが、一本化せずに複数出馬して選挙で決着つける方が健全だと思いますし、地区の選出に捉われない候補者が出ても構わないと考えているので、選挙が行われたのは良い傾向かと。 「無投票になれば税金の支出が減るのに・・・」という声も聞こえたりしますが、選挙の費用までケチるようになったら自治体としてオシマイだと思いますよ。 勿論、悪ふざけや報酬欲しさに出馬されても困りますが・・・
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