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数値で把握することの重要性 ~事実と認識のギャップ~
とあるクライアントさんの事例
売上と利益の改善がテーマです
気になることと、問題要因のギャップ
多くの社長は、売上を増やすことに気を取られ
売上が100増えたら、利益がいくら増えるか?
そこまで気が回っていないことが多い
利益のことを全然気にしていないわけじゃないけど
取引先別の利益は?
商品別の利益率の分布は?
前年からの増減率は?
と質問されると、答えられない…
感覚的なままで、
具体的な数値は把握できていないことが多い
数字と実感のギャップ
情報収集した結果を、数値で一覧化してみると
会社全体の問題構造が見えてくる
売上構成比と利益構成比は、違う
つまり、売上は大きいけど、あまり利益に貢献していないこともある
問題の本質は、そこじゃなかった!?
という気づき
そして、数字で見える化しても、まだ実感とのギャップがある…
数字と実感のギャップ要因を分解して、1つずつ確認していく
実感が伴って腹落ちしないと、社長は本気にならない
アクションと成果の予測
頑張っているのに、あまり利益に貢献していないとしたら、
その商品・サービスは、今後どうすべきなのか?
増やすのか、現状維持か、減らすのか(自然減も含めて)
よくある問題事例は、目標値を決めないまま
アクションの選択肢をあれこれ、考えてしまうこと
目的、目標が不明確なまま、手段を考えてしまうのは、
ハッキリ言って時間のムダです
戦略の重要性
まず、問題の主要因を特定する
ここが、得たい成果に直結する根本原因なんだ!
と納得する
その上で、目標値を決めると、
本来やるべきアクションの選択肢が絞られる
そして、ダイレクトに目標達成に近づく
やらなくていいこと、やるべきことを見極めて、
ちゃんとやる方法は、あります!
知らないと、何も始まらないけど
知って、やったら、うまくいった! 少し成果が見えてきた!
という成功体験の有無が
認識ギャップの要因かな、と思いました
まずは、疑似体験ですかね
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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