会社の経営数字を図解する! ~数字でコミュニケーションする方法~
会社の決算書を見たことがあるでしょうか?
「数字が、ずら~っと並んでいて、実はよくわからない」、という社長さんは意外に多い。
実は私も、中小企業診断士になる前は、全然わからなかったです。
「1分でわかる決算書の読み方!」とか、本を何冊も読みましたが、全然ダメでした。
今日は、数字が苦手な社長さんや、一般の社員さんのための、会社の経営数字(決算書や月次試算表など)を図解する方法の話です。高校生にもわかる、と好評です。
ザックリ本質の2割を理解すればOK!
決算書など、数字がたくさん書いてある書類がわかりにくい理由は、情報量が多すぎる!
社長が経営判断するために、全部は必要ない。
判断に必要な情報は、ザックリ全体の2割
情報を整理して、割り切って読むことで、理解も経営判断も早くなります。
図解して、大枠を掴む
数字だけでは頭の中にイメージが浮かばない。
そんなときは、図解が強力な武器になる。
人間は頭の中でイメージすることで、ようやく理解できる。
脳の中にダイレクトにイメージを送り込むのが、ビジュアル化のわかりやすさ
ここでお伝えしているのは、私が所属する一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会で学んだ「お金のブロックパズル」というツールです。決算書などの経営数字をわかりやすく図解する方法で、私も活用しています。
全体像は、上の図みたいな形です。でも、これだけだと、わからないですよね。
私が別のサイトで記事を書いているので、詳しくはこちらを参考にしてみてください。
大田区から広がる! 日本の町工場応援メディア「創×造」への寄稿記事です。
数字でコミュニケーションする (分析より、話し合うツール)
「お金のブロックパズル」は数字の分析より、話し合うためのツールという感じです。
数字とにらめっこ、ではなく、「お金のブロックパズル」を使って、社長と社員、社長とコンサルタントが話やすくする。
重要なのは、現状を把握した上で、将来をシミュレーションしてみること。
もし、売上が○○%上がったら? 下がったら?
もし、売値が○○%上がったら? 下がったら?
もし、仕入れ値が○○%上がったら? 下がったら?
そんなことをシミュレーションして、結果を図解で共有できるので、話しているみんなのイメージが一致してくる。一人で考えるだけでなく、みんなで話し合うから、色々なアイデアが出てくるんですね。
わかれば、やる気が出てくる!
最近書いた続編では、「社員に経営者視点を持ってもらうには?」というテーマでご紹介しています。(↓こちら)
社長の悩みは、社員が全然利益のことを考えてくれない!どうすれば、もっと主体的に考えて動くようになるんだろう?と思っていることが多い。
社長と社員の意識のズレは、情報量の差から生まれる。
知らないから、わからない。理解できないから、本気になれない。
そんなことが原因だったりします。
単純に、やる気がない、ということではない。
逆に、わかれば、やる気が出てくる!
社長と社員が同じ「お金のブロックパズル」を見ながら話し合うことで、お互いの理解が深まり、わかりあえるようにする。私は、そんな数字と図解を使ったコミュニケーションをご支援しています。
私は財務分析の専門家ではありません。どちらかというと、コミュニケーションも苦手なほう。だからこそ、わかりにくい問題を、わかりやすく表現し、伝えることにはこだわりが強い。
わからない状態は気持ち悪いので、わかるようにしたい。
図解で直感的にイメージできるようにすることは、強力な武器になります。
詳しくは、別サイトの記事をどうぞ!
経営数字の図解「お金のブロックパズル」に、少しでも可能性を感じていただけたら嬉しいです。
この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
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