キャッチフレーズをつくるとき、間違いやすいこと
商品・サービスを紹介するとき、一言で魅力が伝わるように、キャッチフレーズ、キャッチコピーをつくりたい。でも、やらかしちゃうことも多い。どこが間違いやすいのでしょうか?
大人はそもそも、他人の話を聞いていない
お店に入って、店員から話しかけられたとき、あなたはちゃんと話を聞いているでしょうか。「ちょっとウザいな。商品を見たいだけなんだけど。」とか、思うことはありませんか?
こちらから質問して、商品説明を聞いているときも、ちょっとでも自分の意図とズレてくると、「そうじゃなくて~」と、相手の話をスルーしてしまうことがあります。
大人は話を聞いているようで、実は聞いていない。華麗にスルーすることが多いものです。
自分のことしか興味がない
大人は結局、自分の興味が向いていることしか、頭に入ってきません。
自分が知りたいことを聞きたい。
それ以上でも、それ以下でもありません。
共感力が高い人は、他人のことも、自分のことに置き換えてイメージできる。相手の話も自分ゴトにするわけです。そうすると、気疲れも多いようですが。それは、また別の機会に。
「えっ! なにそれ!」と思ってもらうことが、第一ステップ
キャッチフレーズをつくるとき、まず相手の人が「自分が知りたいことだ! えっ! なにそれ!」と思って、前のめりになることが重要です。
いきなり、商品・サービスの特長を言っても、聞いてもらえない。説明から始めるとスルーされるだけです。
説明ではなく、相手の関心事を思い出させる。
「そうだ! これが知りたかったんだ!」と想起させる一言が、いいキャッチフレーズです。
相手が知りたいことは、聞いてもわからない
しかし、相手に直接「何が知りたいですか?」と聞いても、まともな答えは返ってきません。本人も気づいていないことが多い。
だから、対話や観察から、本音を洞察する必要があるわけです。簡単ではないですが、多くの見込み客と対話している、あなただからこそ、見えている本音があるハズ。
お客様の深層心理まで想像して、お客様が本当に知りたいこと、関心事を考えてみる。あなただから、できることは何でしょうか?
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この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
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