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【読書ログ】人は聞き方が9割


今回は「聞き方が9割」についての感想文です。
本書を読んで心に残った文章を3つ紹介します。

「話を聞いて欲しい」と言う人の多くは、その奥にある「感情」を聞いて欲しい

人との会話には本音と建前があり、以前の私は相手が心の中で思っていることや、してほしいことを察していても、それを行動に移さないことがありました。それは、相手に対して不誠実で優しさに欠けていたと思います。
これからは、もっと素直になり、出会う人たちと誠実に向き合っていきたいと考えています。

たとえば、恋愛の場面では本音と建前のやりとりがよく見られます。
ある日、「最近忙しい?仕事頑張ってね」といったLINEが届いたとします。このとき「うん、忙しい」とだけ答えてしまうと、相手の本音をくみ取れておらず、すれ違いが生じてしまうかもしれません。
実際には、その言葉の裏に「忙しいだろうけど、会いたいな」という気持ちが隠れている場合もあります。その本音に気づき、「会いたいって思ってくれているんだな」と感じ取れば、「もっと大切にしないと」と相手を思いやる行動につながります。

このように、恋愛だけでなく、日常の人間関係においても、建前の裏に隠れた本音を汲み取ることはとても大切だと感じています。その力を磨くことで、相手に対する理解が深まり、信頼関係を築きやすくなると思います。
結果として、人的資本を増やし、より良い人間関係を築けると感じました。

自分はなんでも知ってるという姿勢は自分の成長を止めてしまうことになる

この文章を読み、改めて「どこからでも、誰からでも学ぶ姿勢」の大切さを実感しました。

最近、師匠からの助言でジャケットを着るようにしたのですが、ジャケットを着ているときに、どこか「私は偉いだろ」といった態度で過ごしてしまう自分に気がつきました。今振り返ると、恥ずかしい話です。何も知らない若造が、ただジャケットを着ただけで偉そうにしている。そんな姿勢では、せっかく周りにある学びの場を無駄にしてしまいます。

これからは、どんな状況でも素直な気持ちを忘れず、行動していきます。

人生をつくっているのは言葉である

こちらの文章を見て、書籍『自分を捨てる仕事術』にあった「すべては言葉から始まる」という一節を思い出しました。
それだけ、言葉は人生において大切な役割を果たしていると感じます。私は「言語化できることはすべて実現可能である」と考えています。言葉を通じて思考を整理し、目標やビジョンを具体的に描けるようになれば、それが行動に繋がり、結果として現実を変えていけるからです。

そのためにも、まずは自分の考えを正確に言葉に落とし込み、それを実行に移す力を鍛えていきます。
そして、師匠を超えるために、地道な作業量を積み重ねていきます。

以上が、心に残った文章と感想になります。

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Yamao kodai
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