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#108 『 何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください… 』書籍レビュー

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著者 吉本 ユータヌキさん自身が、話を聞きたいスゴい人 8 人に直接 取材をします。30 秒でサクッと、心にスイッチが入る方法をまとめる、という面白い企画の本でした。イラスト付きで解説されているので、イメージしやすく、わかりやすかったです📚✨ #30秒モチベ

『 何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください… 』
https://amzn.to/4haFQi7

著者 吉本 ユータヌキ
2024 年 9 月 9 日発行
出版社 サンクチュアリ出版

【 関連おすすめ動画 】

【 30 秒でモチベUP!】著者・吉本ユータヌキさんが本当に響いた方法9選
https://youtu.be/MSqROyEvxog?si=U43wJ1v8JFI8pqkW

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#102 『 時間のデザイン 』レビュー
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【 この動画の発信者 】

耳読書家 Kindle 電子書籍作家 やま

プロフィール動画
https://youtu.be/x4UItQbyL3w?si=VJPDQrjKkfW7h2Kw


皆さん、こんにちは。耳読書家で kindle 電子書籍作家のやまと申します。高校生の頃から自律神経が人一倍弱く、目が疲れやすいため、本を読みたくても読めない人生を送って来ました。

40歳の時に耳読書に出会い人生が変わります。耳からも本が読めることを知り、夢中になって2年間で約800冊の本を聴きました。現在では、1日1冊目で本が読めるようになりました。

当チャンネルではそんな僕が、読んで学びになったこと、心が動いたことを中心にお話させて頂いています。

本日は X フォロワー数 13.8 万人、漫画家、イラストレーター 吉本 ユータヌキさんの本『 何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください… 』こちらの書籍レビューをさせて頂きたいと思います。

「 やる気ではなく、やらなきゃ が動機で動いている 」「 お金のために働かなきゃ 」「 頼まれたから期待に応えなきゃ 」「 みんなやってるから、やらなきゃ 」と思ってしまう時って、ありませんか?

「 自分のやりたいで動けるようになれば、毎日が少しは楽になるのにな 」と思って試行錯誤はするものの、結局どれも続かない……

そんな風に感じることは、ありませんか?

著者も、このようなことで、本気で悩んでいた時期があったそうです。

そんな時、サンクチュアリ出版社さんから、本の企画のお話が入ります。

「 動ける自分に変わるべく、すごい 8 人にやる気の出し方を、相談した、

【 自己啓発本 & 実践コミック 】

の本を作りませんか 」という内容でした。

著者自身が話を聞きたい人に直接 取材をして、30 秒でサクッと、心にスイッチが入る方法をまとめる、というお話でした。

取材する、人選基準は以下の3点です。

①「 こんな人になりたい!」と思った
 すごい人に聞くこと
② なにが自分に合うかわからないので、
 科学的な方法から、仕事術、考え方まで、
 幅広い方法を集められる人選をすること。
③ 著者自身、二日坊主にもなれないので、
 30 秒で実践できる方法を持っていること

こうして人選された、モチベーションのオールスターが次の 8 人です。

⑴ 精神科医でベストセラー作家の樺沢 紫苑さん

「 日本一アウトプットをする精神科医 」として、書籍やメルマガ、YouTube や Instagram で膨大な情報を発信されている方で、「 どうしたらそんなに動けるのか 」を知りたい、というのが選定理由でした。

⑵ 作業療法士の菅原 洋平さん

「 脳と身体の仕組み 」を利用して、やる気に頼らず動けるようになる方法を発信されている方です。やる気というものが分からないので、ぜひ教えて頂きたい、と思ったのが、選定理由でした。

⑶ ブックデザイナー・習慣家 井上 新八さん

趣味は「 継続 」。「 年に 200 冊のブックデザイン 」「 毎朝欠かさずジョギングと筋トレ 」「 毎日 1 冊の読書 」…と続けることが苦手な著者からすると、「 同じ人間なのか?」と思えるような方。だからこそ、どうしたら苦労せず続けられるのかを聞きたかったのが人選理由です。

⑷ 声優 佐々木 望のぞむ さん

「 声優 」と「 モチベーションの本 」はあまり関わりがないと思います。でも佐々木さんは喉を痛められても、新しい発声方法をトレーニングしてお仕事に復帰されました。声優として第一線でご活躍されながら、40 代で独学で東大に合格。考え方やメンタルの強さに秘密があるのではないか、と思ったのが人選理由でした。

⑸ ディレクター・プロデューサー 石井 玄ひかる さん

漫画家をやっていて、「 なにかをつくる 」というのは、ただ動けばいいとうものではなく、モチベーションの源泉のようなものが必要になると感じています。だからこそ、著者の大好きな番組を作っている石井さんに、「 面白いものをつくり続けるモチベーション 」を聞きたい、そう思ったのが人選理由です。

⑹ 天台宗 正明寺しょうみょうじ 法嗣 ほうし
 えしゅんさん

「 やらなきゃ 」「 ちゃんとしなきゃ 」という焦りや、過去の後悔、未来への不安が頭の中をグルグル回って動けなくなってしまうことが著者自身よくあります。でもその息苦しさが解ければ、自然とモチベーションが上がるのではないかという思いがありました。そんな時、穏やかに話しながら、たった1分の法話で苦しみを解くえしゃんさんを知り、お話を聞いてみたい、と思ったのが人選理由です。

⑺ 心療内科医 鈴木 祐介さん

モチベーションを上げたくても、どうしても「 動きたいけど、動けない 」「 がんばりたいけど、がんばれない 」ということがあります。身体が動かないだけでなく、メンタルが落ち込んでしまうことも。そんな時でも使える方法はあるのか、もしかして「 休むことも必要なのかな?」と気になり、お話を伺いたいと思ったのが人選理由です。

⑻ 野球選手 川崎 宗則むねのり さん

プロ野球好きの著者にとっては、憧れの存在だった川崎さん。メジャーリーグでも活躍され、メディアではいつも明るく前向きな発言をされる、最高にガッツ溢れる方で、その秘訣を知りたい!……とずっと思ってたのですが、実はすごくネガティブで「 ネガティブは武器になる 」という記事を目にしました。同じくネガティブな著者としては、その真相や対処方法を教えてもらいたいと思ったのが人選の理由です。

本書を読んだ感想を一言でまとめさせて頂きますと、

\ 今までなかったモチベーションの本 /

です。通常一人の方のモチベーションを上げる方法が本には書かれています。しかし本書では、8 人の方の実践方法を、取材形式で読むことが出来ます。8人の方のそれぞれの実践法がわかりますので、なんとなく、ここが共通してるな、とか、こういった切り口の方法があるんだ、と俯瞰して学べます。

面白いのは、本を読むタイミングによって、実践したいと思うモチベーション法が変わってくる点ですね。

本書は 8 人の方から 10 個ずつ提案してもらってるので、30 秒でサクッと心にスイッチが入る方法が 80 個もあるんです。その中から、2個でも3個でも、やってみたいと思った方法を実践してみる。本書は、イラスト付きで解説されているので、内容が頭に入りやすく、わかりやすいです。

ここからは、僕自身が本書を読んで、実践して効果があった方法を3つに絞って紹介させて頂きます。

\① 眼球を横にギュッと寄せる /

これ、いいんですよ、作業療法士 菅原 洋平さんの「 顔を前に向けて、黒目を右端か左端にギュッと寄せて 10 秒止める 」という方法です。

「 目は外に飛び出した脳の一部である 」と言われますよね。なので、黒目を左右どちらかの端にギュッと寄せると、じわーっと張っていた筋肉がほぐれていくのを感じます。片方につき 10 秒ずつ、落ち着くまでやると、脳がスッキリしますよ。

脳は一点に集中して余計な考えごとをしている時は、「 デフォルトモード・ネットワーク 」という複数の領域が動いていると言います。

DMN の活動は、眼球運動と密接に関係していて、眼球運動を止めれば、DMN の活動も止まり、雑念が消えた状態になるんだそうです。

目が疲れたなぁ、と思ったら黒目を左右の端にギュッと寄せています。疲労回復にも繋がって気持ちいいですよ。

\② 今日やりたいことを5つ書き出す /

お次はブックデザイナー・習慣家の達人、井上 新八さんの実践法、

今日やりたいことを5つ書き出す

という方法です。

皆さん TO DO リストはよく書くと思うんですけど、それとは別に、「 今日やりたいこと 」もTO DOリストと同じか数、書き添えるんです。

例えば、午前中がんばってタスクを終わらせたあとは、「 お昼は◯◯を食べる 」だとか、
「 仕事後に映画を観にいく 」などです。
楽しいリストを作っておくと、ワクワクした気持ちになって、先に楽しみがあるので、タスクへの集中力も上がるんですよね。

僕の場合は、朝にやること TO DO リストを3つ書いていました。そこの下に、今日やりたいことを3つ書くようになりました。

ああ、自分は今、こんなことがしたいんだって、自分自身の発見にも繋がりますし、リストを書く時間が楽しくなりました。

\③ 別の習慣とセットにしてやる /

ブックデザイナーで習慣化の達人、石井 新八さんの実践法です。いつもやっている、自分の強みの習慣にセットで組み合わせる、という方法なんですよね。

著者の『 時間のデザイン 』の書籍レビューでもお話したんですが、僕はいつも必ずやる、歯磨きとセットにして、習慣化するようになりました。

以前から日記をつけたいと思ってましたが、継続出来ないのが悩みでした。

そこで、毎晩やっている歯磨きの前後に5分だけ、日記をつけ始めました。

5分ってやり始めると意外と時間がありました。また、5分で区切ることで、ハードルが下がるのと、集中して出来るようになりました。

ずっと継続を諦めていた日記を継続できているのが、かなり大きな収穫です。

このように、自分にあった30秒でモチベーションを上げる方法を見つけられるのが、本書の特徴です。ぜひ、心にスイッチが入る方法を身につけていきましょう!

以上、本日は X フォロワー数 13.8 万人、漫画家、イラストレーター 吉本 ユータヌキさんの本『 何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください… 』こちらの書籍レビューをさせて頂きました。

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