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イラストレーターが企業案件を獲得するためには? | これからも努力していきたいこと

フリーランスのイラストレーターとして活動していく上で、企業案件を獲得することは重要なステップですが、待っているだけでは仕事はなかなか来ません。
では、どうすれば企業とつながり、自分のスキルを活かした仕事を得られるのでしょうか? ここでは、私が実践してきた営業活動について紹介します。


1. 積極的な営業活動を行う(受注につながったイベント)

企業案件を獲得するには、まず自分からアプローチすることが不可欠です。電話やメールを使った営業は基本ですが、それだけではなく、各種商談会やクリエイター向けのイベントに足を運び、直接企業と接点を作ることも非常に効果的でした。

実際に受注につながった、クリエイター向けのイベントを2つご紹介します。

①クリエイターEXPO(クリエポ)
クリエイター向けの商談会と言ったらこちらを想像する方も多いと思います。出店費用はかかりますが、しっかり準備に取り組めば良いご縁に恵まれると思います。とにかく多種多様な企業が見てくれるので、自分では気づかなかった媒体への適性を発見することもできました。

②オーダーグッズ・ビジネスショー(OGBS)
グッズ制作に関する商談会です。クリエイターブースがあり、自社グッズのイラスト・デザインを探している会社の方に対してアプローチすることができます。出店費用はクリエポに比べたらだいぶ抑え目です。


これらのイベントを通して実際に会って話すことで、自分の作品や考えをより深く伝えられ、信頼関係を築くきっかけになったと思います。

2. ウェブサイトの作り込み

オンライン上での情報発信も重要です。私はフリーで活動すると決めた日、すぐにウェブサイト作成に取り掛かりました。自身のポートフォリオを充実させ、企業が安心して仕事を依頼できるような環境を整えるよう工夫しました。
単に作品を並べるだけではなく、「どんな案件に対応できるのか」「自分の強みは何か」を明確にし、依頼のしやすさを意識して設計し、検索エンジンに引っかかりやすいようにSEO対策を意識したのもポイントです。

3. 自分の強みを確立する

フリーランスとして長く活躍するためには、他のクリエイターとの差別化が重要です。私の場合、得意としていた水彩タッチのイラストを前面に出し、企業が「このテイストが欲しい」と思った時にすぐに依頼できるようなブランディングを心がけました。
SNSやウェブサイトで一貫したスタイルを見せることで、特定のジャンルでの強みをアピールできます。

4. SNSを活用して仕事につなげる

SNSは単なる作品発表の場ではなく、仕事につなげるための重要なツールです。私自身、「こんな仕事がしたい!」という発信を続けることで、企業の企画担当者の目に留まり、実際に案件をいただくことがありました。
フォロワーの数よりも、「誰に向けてどんな発信をするか」がポイントです。

5. 継続的な関係を築く

一度仕事をした企業とは、可能な限り継続的な関係を築くことを意識しています。
納品後にフォローアップの連絡を入れたり、定期的に新しい作品や提案を送ることで、次の案件につなげるチャンスが広がります。

まとめ

企業案件を獲得するためには、積極的な営業と自分の強みを活かしたブランディングが欠かせません。商談会やクリエイターイベントでの直接の接点作り、ウェブサイトの作り込み、SNSでの効果的な発信など、さまざまな方法を組み合わせることでチャンスを広げることができます。

これからも、フリーランスならではの自由さを活かしながら、自分に合った営業スタイルを確立していきたいと思います。

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