優れたリーダーは人と人のつながりを強化する
こんにちは!
今回は、「優れたリーダーは人と人のつながりを強化する」についてお話しします。
アメリカの家電量販店ベスト・バイをどん底から再建したユーベル・ジョリー氏は、「パーパスが重要で人のつながりを築いていくことが欠かせない」と指摘しています。
『パーパス』とはなにか?
4つの要素『愛していること』『得意なこと』『世界が必要としていること』『お金を得られること』が重なる部分を指しています。
ユーベル・ジョリー氏はこうも述べています。
人に備わる魔法のような力(=ヒューマン・マジック)とは、会社のパーパス(=存在意義)が社員一人ひとりのパーパス(=生きる意味)と合致したときに生まれる力のことです。
ヒューマン・マジックを解き放つためには、以下の3つが必要になります。
そのためには、リーダーが以下のことを実践すべきです。
ここで重要なことは、従業員との信頼関係を築くことです。
ユーベル・ジョリー氏は「信頼は、特に厳しい状況のなかで互いに支え合う経験から育まれる」と述べています。
人と人との真のつながりを築くこと、互いを信頼し合うことで、情報の良し悪しに関係なく共有されるようになります。
もし問題が生じた場合すぐにリーダーに伝わることで、リスクを軽減することができます。
逆にクビや降格などを恐れていると、ネガティブな情報を隠そうとするでしょう。
信頼を築くためには、以下の4つのことを心がけて、組織全体で心理的安全性を高める必要があります。
心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。
ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院研究教授のブレネー・ブラウンは、「弱さを見せることは関係を築く接着剤だ」と指摘しています。
自分の弱さをさらけ出して本来の姿を見せることで、思いやりや、偽りのないつながりを持つことができるようになります。
リーダーも時どき弱さを見せることで、人と人との本当のつながりが生まれるでしょう。
信頼を得るためには、率直なフィードバックも必要です。
「人の気持ちを傷つけたくない」という考えが、リーダーや従業員の成長を止めてしまいます。
互いのフィードバックを行わない組織では、正しい判断を行うことができません。
「ミネソタ・ナイス(礼儀正しく控えめなミネソタ人の気質)」を捨て、オープンで正直な関係に変わらなければ、組織を強くできないのです。
パフォーマンスの高いチームを作るためには、最高の力を発揮する個人を集め、最高の力を発揮するチームをつくりましょう。
リーダーは人と人とのつながりを強化し、彼らの力を一つにまとめるように努力を重ねるべきです。
◆リーダーの育成や心理的安全性が学べるプログラム: 『モウトレ』
モウトレとは?
全ての前提条件や思考の壁を取り払い、自由な発想をする「妄想」を活用したワークショップ型のトレーニングプログラムのこと。「これを発言したら、バカにされるかもしれない」「自分にとって不利益になる発言は避けたい」という意識を取り除き、心理的安全性の高い環境で本質的なアイデア出しを実現します。
このプログラムを受けることで、心理的安全性がある空間の体験ができます。モウトレで学んだことを活かせば、従業員との信頼関係も深まること間違いなしです!
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