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【日記】服のこと/肉を干す/カレー屋にて

とある日

妻とお出かけをする。古着屋に行こうと。
何を着るか悩みに悩んだ結果、ご覧の様子になりました。

嬉しくてダブルピース

いやーかわいいかわいい(自画自賛)
ここぞとばかりのBarbourですが以前とは違う合わせ方であります。今回はマスタード色のニットと合わせ、太めのスラックスに白いスニーカーで外してみましたよ。この純白のスニーカー(PUMA)ZOZOで3000円なんだぜ!

以前の合わせ方はこっちみてね。

そんなわけでお買い物な訳ですが、まぁ大興奮でした。お洋服ってなんであんなに心震えるんでしょうね。心震えすぎた結果感覚がバグってそこそこの金額のビンテージマフラー買っちゃったのは内緒である。しかもそれをちゃんと確認してなくてめちゃくちゃショートなマフラーで落ち込んだけれど私は元気です。


遡って年末

私は悩んでいた。
いや、正確には諦めていた。今年はやらんぞと。

ところがである。スーパーにちょうど良いのがあるじゃないのよ。これはもうやるしかないじゃない。そう思った時には、500gオーバーの豚バラブロックを鷲掴みにするもうきんるいがそこにはいたのです。


それから3週間後

完成品がこちらです。

キッチンの諸々隠そうとしたら意味不明な画角になった図

そうです。パンチェッタです。
私、毎年冬にはパンチェッタを仕込むタイプのもうきんるいなんですよね。大体ふるさと納税で子供用枕くらいの豚バラを買って仕込むんです。パンチェッタって意外に簡単でね、塩漬けして、冷蔵庫で2〜3日寝かせて、塩抜きして、干すだけ。それでしばらく保存がきくから、大き目のお肉買っても問題なく消費できるのです。この時点で目的が肉を食うことではなく、ふるさと納税を活用してお得さを享受することになっている貧乏性なもうきんるいであることを、優しい読者の皆さまはそっと見過ごして欲しい。

でもね、本当に簡単なんですよ。塩漬けする時に、ついでにご家庭のその辺にあるハーブとか、ブラックペッパーとかを塗したら更に幸せになれちゃうんですよ。今回はベランダ栽培のローズマリーとローリエ、ブラックペッパーを塗布しました。

今年はもういいかなーなんて思ってたら手頃な大きさの豚バラブロックを見つけてしまって思わずの凶行です。反省はしていない。

また別の日

妻とお出かけし、外食。狭いカレー屋だった。
通路を挟んだテーブルには60代前後思しきおじ(い)さんと20後半から30代半ばくらいの女性が座っている。おじさんは見るからにギンギンであり、大きい声で女性に向かって話しかけているではありませんか。

その瞬間、私たちははミュートになる。

私たち夫婦の悪い?クセなのだが、周囲の音が大きいと黙り込んでしまい、好むとも好まざるに関わらず、その人たちの話を黙々と聞いてしまうのです。

おじさん(ギンギン)は大きな声で女性にしきりに「これ知ってる?」「なんだかわかる?」と問いかけているのですが、これは単純なクイズとかそう言う話ではなく、


「(俺こんなことも知ってるくらい博学だから教えてあげられるんだよね。でも一応歩み寄れる度量もあるから聞いてあげるけど)これ知ってる?」

括弧内ははやぶさによる補填

である。
これはまずい。

私の人生の師である高田純次氏は「年寄りはね、説教と昔話と自慢話をしちゃいけないんだよ」と説いていたが、このギンギンおじさんは見事にレギュレーション違反をしている。(ちなみに高田純次氏は「だから俺はエロ話しか出来ないのよ」というオチも付けてくれる。さすがである。)

ギンギン(おじさん)は期待の眼差しを向ける。
通路を挟んだ私と妻の緊張は高まっていく。

この女の人はどう返すんだろう。


そう思った刹那、「そういうのめんどくさいんでスマホで調べますね」と女の人は呟いた。カレーのスパイスなんか目じゃないくらい刺激的だったのは言うまでもない。





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はやぶさ
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