見出し画像

名古屋大学交響楽団第127回定期演奏会

今日はサッカー観戦の後に愛知県芸術劇場へ行きました。
学生オーケストラを聴きに行きました。
名古屋大学交響楽団は定期演奏会が127回めです。年2回なので、単純計算で64年。
実際には第1回が70年前です。
歴史があります。


今日の曲目でメンデルスゾーン交響曲第5番があり、贔屓にしている曲のひとつです。
そんなことで聴きに行きました。

指揮者の松本宗利音さんは初めて聴きます。
若手の有望な指揮者です。

◼️ブラームス/大学祝典序曲

祝典的な明るい曲で、独特なリズムがあります。
古い話になりますが、野球の千葉ロッテマリーンズの高沢選手の応援歌として有名です。

短い曲ですが、楽しく聴けました。

◼️メンデルスゾーン/交響曲第5番

宗教改革という副題がついているのは宗教改革の中心だったマルチン・ルターの300年祭に演奏される予定だったからと言われます。

個人的に好きなのは
第1楽章のドレスデンアーメンの後の速くてキレのある旋律。クラシック音楽の初心者の頃にすごいと思いました。中毒になりました。

そして第3楽章。美しくて哀しいメロディー。
第1ヴァイオリンが美しい歌を歌いますが、他の楽器が引き立てるんですね。ここがこの曲の好きなところです。

そして美しく哀しい第3楽章からフルートのコラールで第4楽章につなぎます。これがすばらしい。
そして多重フーガのところが感動の盛り上がりです。そしてこのコラールが第3楽章のメロディーを慰め、明るい未来へ導いていくのが感動です。

あまり演奏されない曲ですが、最近はそうでもなくなってきており、将来は人気曲になる可能性があります。

メンデルスゾーン交響曲第5番の演奏、楽しめました。

◼️ブラームス交響曲第4番

最後はブラームス交響曲第4番です。
嘆きのメロディーから始まるストーリーです。
この嘆きのメロディー、いろんな曲に使われていますが、ブラームスといえばこのメロディーですね。

1番のクライマックス、感動は第4楽章。
壮大なパッカサリアの変奏曲。
人生を振り返るかのような壮大な人間ドラマ。
それに入り込んでいきます。

第4楽章、すばらしいです。

◼️アンコール

雷が落ちまくりました。
楽しいポルカを最後に聴けました。

プログラムも良かったし、名古屋大学交響楽団のオーケストラのレベルも高くて楽しめました。。
また機会あったら聴きに行きます。

いいなと思ったら応援しよう!