シューマン室内楽全曲演奏会第4回
今日の夜はシューマンの室内楽全曲演奏会の第4回めへ行きました。
第1回から第4回まで聴きに行っているので、今のところ皆勤賞です。
今日の注目は弦楽四重奏曲第2番。
かなり昔から聴いている曲ですが、音楽ホールで聴くのは初めてです。
そして初めて聴くおとぎ話。今日の演奏会の副題がおとぎ話。メルヘンチックな曲と聴いているので楽しみです。
さらに最後がブラームスのピアノ五重奏曲というブラームスの超有名な名作です。
今日の出演メンバーです。 今日はいろいろな編成の曲があるので、総勢8人の出演があります。
いろいろな編成の室内楽、楽しみです。
また最終回までのだいたいの予定が出ていました。最終回は弦楽四重奏曲第3番とピアノ五重奏曲ですね。
■シューマン/弦楽四重奏曲第2番
今日の注目曲です。
シューマンの弦楽四重奏曲はベートーヴェン、メンデルスゾーンの影響を受けていますが、とても渋くて厳格です。
チェロの高木さんがシューマンの室内楽には2面性があるというトークをしていましたが、弦楽四重奏曲は非常に厳格です。
個人的にはブラームスよりもシューマンの方が弦楽四重奏曲においてはレベルが上なのではと思っています。
3つの弦楽四重奏曲の中ても特に第2番は好きなので、今日は聴けて良かったです。
やっぱり第2楽章の変奏曲がいいですよね。
聴いていて痺れます。いろいろな展開があって楽しめます。
第4楽章で軽快で上げ上げのフィナーレですが、楽しかったです。
弦楽四重奏曲第2番、とても良かったです。
■シューマン/おとぎ話
ピアノ、クラリネット、ヴィオラの編成なんですね。今まで知りませんでした。
前回のブラームスのクラリネット三重奏曲はピアノ、クラリネット、チェロですので、少し編成が異なります。
シューマンの室内楽には2面性があるという話を先程しましたが、シリアスな弦楽四重奏曲とは違い、メルヘンチックで楽しい世界です。
おとぎ話の世界にどんどん入り込みます。
クラリネット、ヴィオラ、ピアノの3つの楽器がいい味を出していますね。
弦楽四重奏曲とは違うもうひとつのシューマンを楽しむことができました。
■ブラームス/ピアノ五重奏曲
レーベインムジークの室内楽演奏会では4年前のブラームス室内楽全曲演奏会の最終回にブラームスのピアノ五重奏曲を聴いています。
このときとは演奏メンバーが入れ替わっていますが、演奏がレベルアップした感じがするし、聴くたびに新鮮な感覚を感じるのはクラシック音楽のいいところですね。
またこの曲は何度聴いても名作ですね。
ブラームスのピアノ付きの室内楽は絶品な曲が多いですが、その代表曲てすね。
個人的には第4楽章が大好きです。
■アンコール
シューマンの謝肉祭の室内楽編曲です。
なんかおとぎ話と似たような雰囲気。
シューマンのシリアスな面とメルヘンチックな面の2面性を出して最後はメルヘンチックなおとぎ話の雰囲気で締めくくるという演奏会になりました。
おとぎ話1854、楽しかったです。
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